・ ページ20
『……………次もしたい。』
ジウ「気に入った？可愛くなるって、楽しいでしょ？」
『うん、気に入った。キラキラ楽しい……次もキラキラする！人の金で！』
ジウ「はぁ〜？次も私に出させるつもり！？今回は私が無理矢理引っ張って来たから出すつもりでいたけど、次からは自分で出しなさいよ！？」
『は？たった一回でもう見放すの？最後まで面倒見るのが師匠ってもんじゃねーの？』
ジウ「あんたって子は…ッ！」
『嫌なら別にいいし。もう師匠とは一緒に来ないだけだし。』
ジウ「っ、……予約、二人分お願いします…」
ネイリスト「アハッ！かしこまりました！次回も楽しみにお待ちしています！」
・
・
・
・
SE「ヌナ、手見せて。」
『っ、……めざといな。』
SE「さっきまで手袋してたから気付かなかった。わぁ、かわいいね〜。これ、ジェルネイルっていうやつ？」
『うん…昨日、師匠に連れてってもらって…』
SE「ジウヌナに？仲良しじゃん。キラキラしてて、すっごく綺麗だよ。この青色も、ヌナの肌の色によく似合ってる。ヌナの爪って、こんなに小さかったんだ……とってもかわいいよ。」
『っ、……もういいだろ、離して。』
SE「もうちょっと。」
『は？いやいや……もう十分見ただろ。』
SE「………照れてる？」
『照れてない！』
SE「じゃあいいでしょ。もうちょっと。」
『握られてたら何もできないだろ！』
SE「何もしなくていいんだよ。ヌナも僕の手を、握ってくれてるだけでいいの。」
『意味わからん！』
SE「とにかくもうちょっと…
"ガチャッ"
来た。ターゲット到着。」
CY「ただいまー！あ、セフン先に戻ってたのかよー！どこに行ったのかと思ってみんな心配してぇぇぇええッ！？」
SE「ヒョンおかえり〜」
CY「ちょっ、なんっ、手っ、……浮気だっ！！」
SE「フハッ！毎回毎回、100点のリアクションありがとう。」
『ハァ…』
CY「Aから離れろセフン！なんで手を取り合ってイチャイチャしてるんだよ！」
『してねーよっ！』
SE「ヒョン、ヌナの爪気づいた？すっごく可愛いよ。」
CY「え？爪？……っ、えー！キラキラだ！わぁ〜！かわいいー！」
『昨日、初めてしてもらって…』
CY「よく見せて！うわぁ〜！すごいね！綺麗だね！A可愛い！似合ってるよ！可愛い！」
『っ、……わかったってば…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ATMs
| 作成日時：2022年10月13日 21時
