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『もしもお前に雷が落ちてたら？真っ暗な中、車にでも轢かれたら？どうすんだよ！私の為にお前が死んだらっ…私は、どうしたらいいんだよ…ッ』
XU「………」
CY「ッ、A！ごめん！俺っ、考え無しだった…」
『………』
CY「A…っ」
XU「………そうだよな〜。お前、無駄にでけーしな〜。他人より雷落ちやすそうだよな。」
CY「誰が避雷針ですか…」
『避雷針じゃなくてただの木偶の棒だろ。』
CY「っ、A〜…」
『………もう、こんな無茶はやめて。』
CY「はい……でもっ！俺がAの側にいたいんだ！」
『っ、……』
CY「俺が一番に……お兄ちゃんよりも、誰よりも早く！Aの側に駆けつけたいんだ！守りたいんだ！もうこんな無茶はしないって約束する！でも、その約束は無かったことにしないで！」
『……………ありがとう、来てくれて。』
CY「っ！！……ありがとう、守らせてくれて！」
『なんだそれ…』
XU「いやいや、守ったのは俺だし。お前今回何もしてないし。ただずぶ濡れになってスープ飲みに来ただけじゃん。」
CY「スープおかわりください！」
『私達の分がなくなるっ！』
XU「雨も弱まってきたな。言ってる間に電気もついて …
"____パッ！"
おっ、ついた！まぶし！」
『良かった…』
CY「あ、携帯も圏外じゃなくなってるよ！」
XU「もう大丈夫そうだな〜。A、もう怖くないか？」
『うんっ！私、ご飯の続きしてくるね！』
XU「よろしく〜。チャニョル、宿舎の誰かにここにいること連絡しておけよ。今日は泊まって行っていいから。」
CY「いいの！？」
XU「仕方ないだろ〜。お前、先に風呂入ってこい。そのままじゃ風邪引く。」
CY「わ〜い！A〜、俺の分もご飯よろしくね〜！」
『あるわけねーだろ。』
CY「え〜！お腹空いたよ〜！」
XU「今日はタコだって〜。いいだろ〜」
CY「タコ炒め？俺は辛くないほうが好き！」
XU「俺は辛い方が好き〜」
CY「あ、俺も手伝おっか！？一緒にお料理しよ〜！」
『いいから、お前はさっさと風呂入ってこいってば！』
CY「は〜い…」
『チッ！てめぇのせいで分けて作んなきゃなんねーじゃねーかよめんどくせぇ！』
CY「っ、…へへへ〜！Aありがとう！楽しみ！」
XU「唐辛子ふんだんに放り込んでやる。」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2022年10月13日 21時
