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XU「………で？俺はどっちを怒ればいいんだ？」
『どっちもだよ。』
DO「違うっ！！Aちゃんは、何も悪くないだろ！」
『だったらギョンスも悪くないよ。いや、謝っては欲しけど。』
DO「っ、……ごめん、なさい…ッ」
『仕方ないから許してやる。』
DO「……なんで？なんであんな事した僕を、許してくれるの…っ？」
『一緒にいたいから。』
DO「っ！！」
『一緒にいたいんだもん。だったら許すしか方法ないじゃん。』
DO「………」
『ギョンス、話がある。』
DO「っ、……な、に…」
『私、ギョンスのこと好きだよ。』
DO「っ！？」
XU「………」
『私の世話焼いてくれるギョンスが好き。しうちゃんを応援してるギョンスが好き。ギョンスの作るご飯も、ギョンスの歌も、演技も……私のことを好きなギョンスが好きだよ。あんな事されても嫌いになれないくらい、好きだよ。』
DO「………」
『でもこれは、ギョンスが求めてる好きとは違うんだよね？本当は言いたくなよ…変わりたくない。ずっとこのままがいい……でも、変わらないものなんて無いから。ギョンスが体張って変えようとしてくれたから……だから聞いて、ギョンス。』
DO「………うん、聞かせて。」
『っ、………ごめんなさい。ギョンスのこと、好きじゃない。』
DO「………うん。」
XU「………」
『好きだけどっ、好きじゃない…ッ』
DO「うん…」
『ごめん……ごめんギョンス…ッ！』
DO「……ふふ、なんでAちゃんが泣くの？」
『ごめんっ……ごめ…ッ』
DO「ありがとうAちゃん……嬉しいよ。ちゃんと伝えてくれて、ありがとう。」
『ゔぅッ……ゔぅ〜〜っ』
DO「泣かないで……ほら、ティッシュ。」
『ゔわぁ〜ん！ゔっゔっゔっ…ゔわぁ〜〜〜ん！』
DO「Aちゃん………ゔッ」
XU「え？」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2020年11月5日 0時
