私、ATMなんで。48 (ページ20)

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CY「だって俺はAじゃないと嫌なんだから仕方ないじゃん！」

『わがままかっ！』

CY「それにほらっ！いきなり撮影だなんて、俺絶対失敗しちゃうよ！？失敗したら何度も何度も撮り直しになって、そしたら相手の女優さんにも迷惑がかかってっ、…だから！ちゃんと練習しておかないと！！」

『っ、……練習？』

CY「そう！練習っ、『へ～…この私で、練習ねぇ…」

っ、…A…？』

　
『お前は、好きな奴をたかが練習相手に使うんだな。サイテー。』

CY「いやっ、違う！！そうじゃなくてっ、俺はただ…っ」

『ただ？』

CY「ただ、……理由なんてなんだっていいからAとキスがしたいっ！！」

『最低っ！！』

CY「Aだってそうでしょ！？たとえ仕事でも俺が他の誰かとキスするのっ、割り切れないでしょ！？」

『っ、……なんで、私が……関係ないじゃん…』

CY「関係なくないよ！！だって！Aの為にある俺の一部が、誰かのモノになるんだよ…っ？」

『ッ！？…………私はっ、「Aさーーん！」

っ、……あ、ジミーだ。』

CY「ジミー…？あ、ジミンさん！？」

ジミン「Aさん！良かった会えて！」
　

『よ。おつかれー。』

CY「ジミンさん、久しぶりだね！」

ジミン「あ、チャニョルさんもいたんですね。お久しぶりです。」

CY「いたんですねって…」

ジミン「EXOさんが収録に来てるって聞いて、Aさんもいらしてるんじゃないかって探していたんです！」

『ジミーはドラマの撮影？』

ジミン「はい！合間にちょっと抜けて来ちゃいました！」

『サボりかよ。』

CY「………二人、いつからそんなに仲良くなったの？ジミーってあだ名？もうちょっとなんかなかったの？」

ジミン「お好きに呼んでもらって大丈夫ですよ。それよりもAさんっ、本当にありがとうございました！どうしても直接お礼が言いたくて！」

『いいって。私は何もしてないだろ。オーディションして受かったのはお前じゃん。』