私、ATMなんで。48 (ページ14)

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ヒョヌ「部署まで聞こえる程の大声で呼ぶのはやめてよ！携帯があるでしょ携帯がっ！しかもコーラ係って！めちゃくちゃ笑われたんだけど！？」

『部署が近くて良かったな。』

ヒョヌ「俺がいなかったらどうするの！」

『ここ来る時、広報課の前通ったからお前がいることは確認済みだ。』

ヒョヌ「だからってッ、……いや、もういい。Aちゃんには何言ったって敵わない……で、僕はどうして呼ばれたのかな？まぁ、聞かなくてもわかるけど…」

『コーラ飲みたい。今日はこっちのJKにも奢ってあげて。』

ジミン「え！？マネージャーさんが奢ってくれるんじゃ…」

『イイ女ってのは、小銭なんか出さないもんなの。』

ジミン「はぁ……え？」

ヒョヌ「じぇーけー？…あっ！イ・ジミンさん！？お、お疲れ様です！」

ジミン「お疲れ様です…」

ヒョヌ「初めまして！広報課のパク・ヒョヌと申します！よろしくお願いします！」

ジミン「イ・ジミンです。よろしくお願いします……あのっ！よくわかりませんが、私の分はいいです！初対面の方にいきなり奢って頂くわけには…！」

ヒョヌ「いやいや、どうせAちゃんの分は買わなきゃいけないなので、一本も二本も同じですよ。ジミンさんも、コーラでいいのかな？」

ジミン「でも…」

『ガキの頃から遠慮なんか覚えてどうすんだよ。』

ヒョヌ「Aちゃんはもう大人だけど、いつ覚えるのかな？」

『早くコーラ！』

ヒョヌ「はいはい。今日はチャニョル君来てないのー？」

『………』

ヒョヌ「ん？どうしたの？」

『……なんでもない。』

ヒョヌ「ふーん？はい、コーラどうぞ。」

『さんきゅー』

ヒョヌ「ジミンさんは？リクエストないなら、コーラになっちゃうよ？」

ジミン「でも、悪いです…」

ヒョヌ「……良い子だ。誰かさんと違って。」

『ゴクッゴクッゴクッ、ゲップっ』

ヒョヌ「………。じゃあ、サインを頂けませんか？」