私、ATMなんで。50 (ページ22)

今日:2 hit、昨日:14 hit、合計:69,785 hit

2426 ページ22

KA「そう、クマのキーホルダー。可愛いでしょ？」

『え？うん…可愛いんじゃない？』

KA「ヌナにプレゼント。」

『え？』

KA「今日、デートしてくれたお礼…」

『………お礼がこれ？』

KA「うん……こんなのじゃ嫌だ？クマさん嫌い？」

『いや、クマを好き嫌いで判断したことないけど…』

KA「ちなみにもう一個ある…」

『わ、それ何？二つくっつくの？』

KA「そう！磁石になってて、二つをくっつけたらハートの形になるんだよ！」

『………。』

KA「やっぱりいらないよね、こんな物…」

『いや、くれるって言うならもらうけど……一つはしうちゃんにあげよ～』

KA「ううん、一つは俺の。」

『なんっでお前とそんなバカップル丸出しな物持たなきゃなんねぇーんだよ！！』

KA「っ、……そうだよね…俺とお揃いなんて、嫌だよね…」

『っ、……おそろい…』

KA「昨日セフンの投稿見て、俺もヌナになにかあげたいなってさっきここに来る前に買ってきて……でも、こんなの俺が嬉しいだけだもんね……ぐすっ」

『…………寄こせ。』

KA「え？」

『もらってやるって言ってんの！寄こせよ！』

KA「ほんと！？ちゃんと付けてくれる！？」

『付けるから！』

KA「俺ねっ、宿舎のカードキーに付けるよ！ヌナもそうして！付けて！今付けて！」

『わかったわかった！ちゃんと付けるから落ち着け！』

KA「へへへ～っ、二人だけのお揃い～！カップル～！」

『バカの付くな…』

KA「でもさ、貝のストラップに指輪に、俺達もうバカップルみたいなものだよね。EXOのペンにもそう言われてるし。」

『世界一のバカップルは私達キム兄妹だ！この称号は誰にも渡さねぇ！」

KA「誇れる物ではないと思うけど……ヌナありがとう！ヌナもクマさん、もっと好きになってね！また買ってくるから！」

『いや、普通だ。たぶん一生普通だ。』

KA「ヌナぁ～。今日だけじゃなくて、またダンス付き合ってね？」

『………たまにはな。』

KA「ふふっ！今までのヌナももちろん好きだけど、優しいヌナはもーっと好き！」

"ギューッ！"

『っ、もう～！鬱陶しいってば～！』

"ガチャ…"

　
　
　
　
　

DO「………何してるの？」

　

『あ、ドギョンスだ。』

KA「ヒョン！」

DO「ダンスしに来たんじゃなかったの…」

KA「デートだからギュウもするんだよ～」

DO「………あっそ。」