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SE「たまには気分変えてもいいでしょ？このイヤリング付ける時にこの指輪も付けたら可愛いよ。これ、ピンキーリングですか？」
店員「どの指でもいいけど、それはちょっと小さめやね。」
SE「大丈夫かな。ヌナの指は太いから小指でも入らないかも…」
『殺ス。』
SE「グフッ、じょーだん！ハイ、指広げて〜」
『ん…』
SE「お、ぴったりだ。ね？可愛いでしょ？」
『かわいい…』
SE「じゃあこれも決定〜。まだ欲しいのある？」
『ん〜〜〜……………同じ指輪を、あと8個。』
SE「8個！？同じのばっかり？！」
『みんなでつける。おそろい。』
SE「え？みんなって……僕達と？」
『ん。』
SE「っ、………嬉しいけど、さすがにこの指輪を男が付けるのは……お花だよ？ちょっと可愛過ぎるよ。」
『え〜……じゃあ、あと一つでいい。』
SE「ミンソギヒョンにあげるの？」
『ううん。ジミー』
SE「ジミンさん！？えっ、なんで？」
『明後日ジミーと遊ぶからその時プレゼントする。お揃いのハイヒール履いて買い物行くんだ〜。指輪もお揃いにする！』
SE「………仮にもヌナをそっちの意味で好きって言ってる子に、指輪はどうかと思うよ？」
『ダメなの？』
SE「ダメじゃないけど、変に期待したりしたら可哀想。ヒョン達もうるさそうだし……お揃いはイヤリングにしたら？イヤリングでも絶対喜ぶよ？」
『………イヤリングにする。』
SE「うん。色違いにする？」
『うん！おっちゃん、このイヤリング他にも色ある？』
店員「あるある！全部で4色！」
『どれにしよう…』
SE「ジミンさんはクールなイメージだから、青色とか似合うんじゃない？」
『青は駄目。しうちゃんが好きな色だから。』
SE「めんどくせ。」
『ピンクにする。』
SE「え、ピンク？」
『ジミーはあの身長と見た目のせいか、自分には可愛いものが似合わないと思ってるところがある。でもあいつ本当は、絶対ピンクとか好きなんだ。ハンカチとか小物とか、目立たないところでピンクの物使ってた。本当はこういうのも、付けてみたいんじゃないかなって。』
SE「へ〜…よく見てるね。」
『ガキのくせに無駄な我慢ばっかり覚えやがって……それに絶対似合うもん、ピンク。』
SE「うん、僕も似合うと思うよ。」
『私があげれば嫌でも付けるしな。』
SE「はは、確かに。じゃあおじさん、全部で３つね。」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2020年12月26日 4時
