私、ATMなんで。39 (ページ40)

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XU「泣かせてごめん。嫌いって言って、ごめん…」

『いやっ、そんな、…私が、悪かったから………ふぇっ』

XU「………傷付けてごめん。一人で背負わせて、ごめん。こんなことになって、ごめんな…」

『お兄っ、ちゃ……ゔぇ～～～～ん！！お兄ぢゃ～～ん！』

"ギューッ"

XU「っ、………A、もう大丈夫だから。ぜーんぶ、解決したから。」

『えっ？解決って…』

XU「熱愛記事なんて出ないよ。誰との記事も、出ない。」

LU「『えっ！？』」

XU「どいつもこいつも俺に黙って勝手なことしやがってっ、……ルハン！てめぇが余計なことしなければ、もっと簡単に片付いてたんだよ！」

LU「待って待って！え？出ないの！？俺が早朝から語った独占インタビューは！？ラブラブエピソードは！？」

XU「そんなもん出させるわけねぇーだろ！！てめぇっ、こんな写真まで提供しやがって！！」

『写真？……あっ！その写真はっ！』

DO「Aちゃんが間違えてルハニヒョンのベッドに入った時の…」

CY「あの時の添い寝写真…っ」

BK「おいおい、そんな写真まで掲載させるつもりだったのか…？」

LU「………えへ！説得力あるかな～と思って！」

XU「チッ！」

"ビリビリビリッ"

LU「あ～っ、証拠写真がぁ…」

XU「ふざけんな！何が証拠だ！」

LU「ふざけてるつもりはないけど……でも、その写真をしうちゃんが持ってるってことは、本当に記事は出ないの？どうやって…」

XU「知ってるだろ。悪い友達ってのは、金で簡単に寝返るんだよ。」

『えっ！？金でって…お兄ちゃんが！？』

XU「他に誰がいる？あのジフとか言う糞ガキの記事ならもっと簡単に解決できたのにっ、…てめぇが余計なことしてくれたせいでっ、いくら積んだと思ってんだよ！！」

LU「だって！しうちゃんが動いてるなんて知らなかったんだもん！！」

XU「この俺がAのことで動かないはずねぇだろうがッ！！」

『っ、…お兄ちゃん…』

LU「まぁ…ですよね～」

XU「なのにお前はっ、公式発表だ…？誰の女傷もんにしてくれてんだよ…あ"ぁ？」

『ッ！！//////』

LU「誰の女って……俺の女のつもりだけど？」

XU「お前と付き合ってるなんて、これからAがどんな目に合うかわからないのか？」

LU「これが俺の守り方だよ。俺と付き合ってるってわかれば、誰もAに手を出さない。男も女も、誰にも出させないよ。俺が守るから。」