私、ATMなんで。39 (ページ24)

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BK「ハァ…ハァ…ッ」

『…………』

BK「………大丈夫だから、そんな顔すんな。」

『っ、…でも、朝より熱上がってる…』

BK「点滴打ってもらって、だいぶ楽になった…収録ギリギリまでここで寝かせてもらうから、お前はみんなのところ戻りな。打ち合わせあるんだろ？」

『…………ここにいる。』

BK「俺は大丈夫だって。お前がいないとみんな困って、『ここにいるのっ！！』

っ、………わかった、ありがとな。」

『………早く寝て。』

BK「せっかくA独り占めできるのに、寝るのもったいねぇじゃん！」

『バカじゃん…いいから早く寝ろ。収録までそんなに時間ないから…』

BK「………手貸して。」

『え？』

BK「手！」

『………ん。』

BK「俺が起きるまでこのままな。」

"ギュ…"

『ッ！………ずっとこのままなんて、私退屈じゃん…』

BK「へへっ、お前の手冷たくて気持ちぃな～。いつもは体温高いのにな？」

『お前が熱過ぎるんだよ……なぁ、本当にずっとこのまま？』

BK「なんだよ…嫌なのかよ…」

『嫌とかじゃなくて、腕が疲れる…』

BK「じゃあもういいし……ふんっ」

『拗ねんなよめんどくさいな………もうちょっとそっち寄って。』

BK「は？」

『どうせやることないなら私も寝る。そっち寄って。』

BK「っ、は！？寝るってここで！？同じベッドで！？///////」

『ベッド一つしかないじゃん。この私に床で寝ろってか？私だけじゃ飽き足らず、ベッドまで独り占めかよ。』

BK「そうじゃなくてっ！だってっ、一緒にってっ、……う、移るぞ！？//////」

『移ってもいい。そしたらしうちゃん、私のこと心配してくれるかもしれない…っ』

BK「お前はまた…」

『一緒に寝た方が暖かいんだぞ。私は毎日しうちゃんにくっ付いて寝て、心も体もポカポカだ！今日は、寒かったけど………グスッ』

BK「あぁもうっ、泣くなってば………俺のこと、暖めてくれんの？」

『ん。』

BK「っ、……耐えるんだビョンベッキョン、お前ならできる。できるできるできる…」