私、ATMなんで。39 (ページ46)

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XU「俺を、守ってくれたんでしょ？」

『っ、………違うよ？EXOをネタに脅されてっ、それで…』

XU「全部聞いた……俺のプリクラ、あの男が持ってたって？」

『ッ！！……知らないよ、そんなの…』

　
LU「プリクラって？なんのプリクラ？」

XU「…………俺と元カノとの、プリクラ。」

LU「えーー！！」

『っ、違うってば！そんなの知らない！！しうちゃんに元カノなんていないもん！！しうちゃんはまだ、誰とも付き合ったことないっ……しうちゃんは童貞だもん！童貞ヒーローだもん！！』

XU.LU「「……。」」

『そんなのっ、…そんなの知らない！！聞きたくない！！』

XU「…………わかった、もう言わない。でもA……ありがとう。お前が俺の、ヒーローだよ。」

『っ、………しうちゃんを助けるのは私の役目なんだから、当然でしょ………でも！今回のことにしうちゃんは関係ないからっ！！しうちゃんの為に言いなりになったわけじゃないからね！！』

XU「わかったって。」

LU「そう言えば、しうちゃんはあのゴシップ野郎にどうやってたどり着いたの？」

XU「ギョンスに聞いて、それから……ほら、リリィって女覚えてるか？Aをイジメてたあの女。あいつらが何か関わってるんじゃないかって思って、それで聞いて確かめた。そしたら教えてくれたんだ、ジフの野郎が何か企んでるって。」

『お兄ちゃん、リリィと連絡取ったの！？連絡先、知ってたの…っ？』

XU「違うよ、マネージャーの方。マネヒョンから連絡先教えてもらって……あいつ、自分も話したい事があるって。俺が聞く前から、ジフとお前の事を伝えようとしてくれてたみたいだ。」

『え！あいつらが…？』

XU「そっからはもうしらみ潰し！まさかルハンまで絡んでると思わなくて、予想以上の出費になったけどな。」

LU「ごめんってば～！どうせその金だって俺に返済させるんでしょ…」

XU「当たり前だろうが。てめぇのネタのせいで、値がぐんっと上がったんだぞ！」

LU「るぅ様の熱愛記事だからね～。当然でしょ？」

XU「だからてめぇが払うんだよ！一円たりともまけないからな…？」

LU「ちぇ～」

『お兄ちゃん、いったいいくら払ったの…？』

XU「お前が今まで俺に貢いできた以上の額。」

『えーーっ！？そんなに！？』

LU「え？どんなに？お前どんなに貢いでたの？」

『鹿てめぇ！何がなんでも返せ！今すぐ返せ！』