1842 ページ32
・
・
・
・
『こっちがチョコレートでぇ〜、こっちがクッキ〜!で、これがぁ〜……ジャーン!』
XU「うわっ、気持ち悪!」
『気持ち悪く無いよ!こいつ凄いんだから!魔除けの置物なんだよ!しうちゃんのこと守ってくれるよ〜!』
XU「またお前は訳の分からないの物を…」
『これは玄関に飾ろうね!それから〜…』
XU「まだあるの?」
『これー!』
XU「うーわ、アイラブTシャツ…またベタな。」
『見て!おそろい!』
XU「まじか…」
『みんなお揃い!』
XU「みんな?」
『うん!あいつらも持ってる!ほらっ、写真撮った!」
XU「うわ〜……恥ずかしい集団。」
『みんなでこれ着てトランプした!私勝ったよ!』
XU「みんなでね〜……楽しかった?」
『んっ』
XU「ふ〜ん。俺と離れてたのに楽しかったんだ〜」
『っ、楽しくない!!』
XU「嘘つけ。チョコ食べよ〜」
『………お兄ちゃんに会えなくて寂しかったよ…』
XU「へ〜。お、これ美味い」
『お兄ちゃ〜ん…』
XU「なんだよ。」
『ぎゅうして!』
XU「俺今チョコ食べるのに忙しい〜」
『お兄ちゃんっ!』
XU「……も〜。わがままAめ。」
『3日ぶりのお兄ちゃん〜っ』
"ぎゅ〜っ"
XU「っ、……ライブどうだった?」
『楽しくなかった。』
XU「嘘はいいってば。」
『………盛り上がってたよ。』
XU「そっか。良かった良かった。」
『でも全然完璧じゃなかった!チャニョルはまたダンス間違えるし、ベッキョンは声裏返るし!』
XU「ハハ、まぁいいじゃん。それがライブの醍醐味だよ。」
『まだまだ新人なのに…』
XU「Aは厳しいな〜」
『お兄ちゃんは何してた?私に会えなくて泣いてた?』
XU「泣くかよ。俺は雑誌の撮影と〜、テレビの収録と〜…あ、先輩と久しぶりに飲みに行ったよ。」
『女っ!?』
XU「男だって。」
『男でもダメだよ!しうちゃんお酒弱いのに…』
XU「クッソ〜、俺より強いからって馬鹿にしやがって…」
『大丈夫?ワンワンしてない?お尻とか触られてない!?』
XU「なに馬鹿なこと言ってんだよ……ワンワンて何?」
『私の前以外であまり飲まないでね…』
XU「それ俺のセリフだったんだけど…」
『今日これ着て一緒に寝よ?』
XU「え〜……まぁいっか。せっかく買ってきてくれたんだし。」
『写真撮る!』
XU「それは恥ずいって。」
451人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「レイ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ATMs | 作成日時:2019年9月22日 2時