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『お〜、気が効くじゃん。何?飲み物?ちょっと冷えてきたし、温かいの飲みたかったんだ〜』
KA「チキンだよ?」
『やっぱりなッ!!今何時か知ってる!?もう0時回ってんの夜中なの!若いのなんてお前らくらいで後の奴らはまぁまぁ歳いってんぞ!?誰がこんな時間にギットギトのチキン食うんだよそんな奴私くらいだよッ!!』
KA「ヌナは食べるんだね。そっか…そうだよね。失敗しちゃったな…」
『ハァ……まぁ、お前からの差し入れならギョンスは喜んで食うだろ。』
KA「ううん、チキンは持って帰るよ。気を使わせたくないから。」
『持って帰るって、量けっこうあるんじゃないの?』
KA「うん…ヌナも好きなだけ持って帰ってね。」
『………知ってるか?妹弟ってのは、いくつになっても甘えていい権利があるんだ。わがまま言って兄貴を困らすのが仕事なの。そしてそれを受け入れるのが兄貴の仕事。』
KA「そんなことが通用するのはヌナ達兄妹だけだよ。」
『そうか?じゃあ、試してみるか?』
KA「え?」
『ギョンスーーっ!』
KA「ちょ、ヌナ!?」
DO「なに?どうしたの?」
『ジョンイナがお前の為に差し入れしてくれるって。』
DO「え!?ほんと?」
KA「いやっ、あのっ……そのつもりだったんだけど…俺間違えて、こんな時間にチキン頼んじゃって…」
DO「………フハッ!ジョンイナは本当にチキンが好きだね!」
KA「ごめんね、ヒョン…」
DO「何が?ちょうど小腹が空いてきたねって話してたんだ。みなさんもきっと喜ぶよ。ジョンイナ、ありがとう!」
KA「っ、ううん!ヒョン、この後も頑張ってね!」
DO「うん!チキン食べて力付けるね!
みなさーん、うちの弟が差し入れを持って来てくれたので、良かったらご一緒にどうですかー!」
KA「うちの、弟…ッ/////」
『な?どこまで甘いんだ、兄貴ってのは。』
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作者名:ATMs | 作成日時:2019年9月22日 2時