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『おう、気に入られてるよ。大御所の俳優達も、ギョンスには優しくしてくれてる。良い現場だよ。あいつ、歳上からの好かれ方知ってるからな〜。幼少の頃から弟に徹してきただけはある。』
KA「うん……ギョンスヒョンね、最近よく宿舎で電話してるんだ。俳優のヒョン達と話してるみたい。可愛がられてるんだなってわかる。その時のヒョンの笑顔は、本物だから…」
『………寂しいって思うのも、今だけだ。』
KA「っ!?……寂しいなんて、思ってないし…」
『唇触ってる。』
KA「っ、……この癖やめたい。」
『ギョンスに親しい奴が増えようが、ギョンスとお前との距離が離れるわけじゃないだろ。』
KA「……うん。」
『それに、お前だっていずれはEXO以外に仲良くなれる奴ができる。その時はギョンスが不安になる番だ。ジョンイナはちゃんと挨拶できてるかな、悪い友達じゃないかなって、兄貴面して心配してくるぞ。』
KA「挨拶くらいできるよ…」
『でもきっと、良かったねって言うんだギョンスは。』
KA「………うん、ギョンスヒョンならそう言ってくれると思う。」
『じゃあお前は?』
KA「っ、………良かった。本当に良かったよ……ギョンスヒョンが笑っててくれて、俺嬉しい。ヌナとミンソギヒョンのおかげだね?」
『お前達が待っててやったからだろ。今のギョンスを受け入れてやったからだ。』
KA「そんなの当たり前だよ、メンバーだもん……家族でしょ。家族は、どんなことがあってもずっと一緒だよ。ヌナとミンソギヒョンみたいにね。」
『私とお兄ちゃんの絆とは程遠いはっ!』
AD「すみませーん!どなたかデリバリー頼んだ人いますかー?」
KA「あっ、はーい!俺です俺!これで支払いお願いします!」
『は?なんでデリバリー?』
KA「お邪魔させてもらってるから、差し入れをと思って…」
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作者名:ATMs | 作成日時:2019年9月22日 2時