私、ATMなんで。38 (ページ14)

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『そんなの駄目に決まってるでしょ！？あんなブス共にお兄ちゃん直々に挨拶だなんてっ、そんなご褒美あげるわけないじゃん！そんなことするくらいなら、私がそいつらのゴシップネタ掴んで引退に追い込んでやるよ！あんなチャラチャラした奴らのネタ掴むなんて、目瞑ってでもできるもん。』

XU「お～、お前の得意なやつ。」

『私、ああいう奴ら嫌い。どいつもこいつも俺に声かけられて嬉しいでしょって、醜い顔に書いてあるの。気持ち悪くて反吐が出る。もしもEXOがあんな屑みたいな男になったら、顔面ボッコボコにして二度とアイドルできなくしてやるんだ…っ』

XU「………あいつらは大丈夫だよ。」

『どうかな。』

XU「Aがいれば、大丈夫だ。」

『………だといいな。』

XU「とにかく、次もしまたそんなブスに言い寄られたら、名前と所属先グループを聞いて俺に伝えること。いいな？」

『お兄ちゃんもね？』

XU「は？」

『お兄ちゃんも女に言い寄られたらちゃんと教えて。リリィみたいな性格ブスはまだまだうじゃうじゃいるんだから。』

XU「わかったよ。」

『とか言っていつも内緒にするくせに……ま、お兄ちゃんが黙ってたところで私は全部知ってるけどね～』

XU「はぁ！？」

『タレントからスタッフまで、お兄ちゃんに言い寄ってきた女は全員把握してるよ。お兄ちゃんが一度断ったくらいで、あのビッチ共が本当に手を引いたと思ってるの？リリィ同様、私がきちんと手を下してるに決まってるでしょ？』

XU「なっ、なっ、…何をした！？大丈夫！？ちゃんと生きてる！？」

『私得意なの、害虫駆除。』

XU「害虫って…っ」

『ちなみに明日も一件駆除の予定だよ。心当たりあるでしょ？』

XU「えっ！？なんだっ…どいつのことだ！？」

『ほーら、心当たりが有り過ぎてわからないんだよね？おかげでこっちは休む暇もないよ。』

XU「ちょっと待て！まじで！？まじで駆除してんの！？全員！？」

『さっ！ご飯にしましょうね～！』

XU「おいA！？嘘だろっ？！なぁおいっ！………ヤベェ、鳥肌が止まんねぇッ！」

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