私、ATMなんで。37 (ページ35)

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XU「おーっ！久しぶりー！お前太った？ハハハー！」

DO「『………』」

BK「…………遠くね？」

『仕方ないだろ！？参加者しか中に入れないんだから！受付突破するには招待状が必須だし……ていうかなんでてめぇらまでいるんだよ邪魔だよどっか行け！！』

DO「Aちゃん静かに。」

CY「Aー！はいっ、牛乳とあんぱん買ってきたよ！」

『ん。じゃあもう帰っていいぞ。ていうか帰れ。』

CY「えー！嫌だよ！最後まで俺も見張ってる！」

BK「ていうかこれ、俺らは何を見張ってんの？」

CY「なんだっけ、お兄ちゃんのことが好きな女を近付けさせないようにだっけ？」

BK「近付けさせないって、こっからじゃ何もできなくないか？」

DO「そうなんだよね…どうにかして中に入れたらいいんだけど、入れたとしても僕らは目立つし…」

『一応お兄ちゃんが着てるジャケットに盗聴器を仕掛けておいたけど、万が一脱いだらおしまいだし、近くにいないとやっぱり意味がないからな。』

CY「ねぇ、盗聴器って普通みんな持ってるものだっけ？」

BK「こいつが普通なわけないだろ。そもそも、その女ってのは今日参加してるのか？来ない可能性もあるだろ？」

『来る。参加者リストにちゃんと名前がある。』

DO「そのリストどこで入手したの。」

BK「それ入手できるなら招待状もどうにかなっただろ…」

CY「で、その女の人はもう来たの？」

『いや、さっきから中に入る奴チェックしてるんだけど、チェ・ヨナらしき人物はまだ見当たらない…ちなみに顔はこんなの。』

BK「これ兄ちゃんの卒アル？」

『そう。実家から持ってきた。』

CY「わー！先輩だ！今よりぷくぷくしてるね！」

『最強に可愛いだろ。』

DO「うん、最強だね。」

「あれ……もしかして妹？ミンソクの妹だろ？」

『っ、……誰。』