私、ATMなんで。37 (ページ4)

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『何って、パン屋行ってたんだけど？お前の分もちゃんと買ってきたぞ。』

CY「ありがとう……二人で行ってたの？」

『店で会った。パン、経費で買ってくれた！あとジャラートも！』

AD「あっ、Aちゃんそれは内緒だってば！」

『あ、そうだった。誰にも言うなよな！』

CY「Aちゃんって…」

AD「じゃあ俺はみんなにパン配ってくるね！チャニョルさん、午後からもよろしくお願いします！」

CY「よろしくお願いします…」

『パンゴチで～す』

CY「………」

『どれから食べよっかな～。はい、お前の分の焼きそばパン。』

CY「………さっきのADさんと、仲良くなったの？」

『仲良くっていうか、帰りにちょっと話してただけ。』

CY「Aのこと、名前で呼んでた…」

『自己紹介したからな。』

CY「Aちゃんなんて、初対面で馴れ馴れし過ぎない？」

『向こうのが年上だし、別に呼び方なんてどうでもいいじゃん。それにあいつ、パン奢ってくれるいい奴だし。』

CY「奢ってくれれば本当に誰でもいいんだ。」

『………お前なんなの？喧嘩売ってんの？買うぞ？』

CY「変な噂立てられたくないから俺とは行けないのに、あの人とは二人で行けるの？この間はヒョヌヒョンとも二人だけでさ……あの人達となら、噂立てられてもいいってこと？」

『はぁ？噂立って困るってのはお前の話だろうが！私はただの一般人だ！私が誰と何しようが、咎める奴はいねぇよ！』

CY「いるよっ！俺が嫌だ！！」

『あれは嫌これは嫌って、いちいち突っかかってくんなよ。お前は別に、私の彼氏でもなんでもないだろーが。』

CY「ッ！！………彼氏じゃないから、不安なんだよ…っ」

『っ、……』

CY「……ごめん、もう言わない。俺、控え室でちょっと休んでるから、休憩終わったら教えて。パン、買って来てくれてありがとう。」

『あっ、おい！ちょっと待てよっ、……あ～もうっ！なんなんだよ、馬鹿チャニョル…』

CY「馬鹿A…ッ」

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