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ついに…
『キターーーー！(小声』
やばいやばいやばい心臓がやばいもはや止まる
バレないよね？
この格好…もはや別人だよね？
大丈夫大丈夫大丈夫…
こんな格好、しうちゃんの前で絶対しないもん
メイクもチャニョル姉が朝からしてくれてケバケバだし！
ウィッグまでかぶって極め付けはサングラスだ！
うん…浮いてる！
でもほら、しうペンってお化粧濃い個性的な子なんか多いし(←)
今だってお隣の人は、しうちゃんコスでなりきってるし……って、上手っ！
アイメイク上手っ！
クリソツやんけ！
しうちゃんじゃん！
マスクしてて、もはやしうちゃんじゃん！
え、一緒に写真撮りたい！
でもでも、ここで騒ぐわけにはいかない…
今回は涙を飲んでバズーカカメラも我慢したんだ
ここまでは完璧だ
あとは一言も発さずになんとか最後まで乗り切って「えー、それではこれより握手会を始めます！シウミンさんの登場です！どうぞー！」
『っ、ギャーーーーーッ！！しうちゃッ！しうちゃッ！こっち見てっ！しうちゃッ！かわいいっ！しうちゃーーーーんっ！！！…ハッ！』
いけないいけない！
なんてこった
しうちゃんを一目見た瞬間我を忘れてしまった…
恐ろしい人(←)
我慢だ
これがバレたら、もう二度と口を利いてもらえないんだぞ？
そんなもの、死んだ方がマシだ！
我慢だ
我慢我慢我まっ、XU「みなさーん！今日は、僕に会いに来てくれてありがとうございます！みなさんと触れ合える日を楽しみにしていました！今日で、もっと僕と仲良くなってくださいねー？(ニコッ」
『ンっ、ギャーーーッ！！笑とる！しうちゃん笑とるッ！！可愛いっ！なにあれ天使っ！しうちゃーーーんっ！！こっち見てしうちゃーーんっ！！…ハッ！！』
いかんいかんいかん！
なんてこった
あの素晴らしい芸術的な悩殺スマイルを見た瞬間我を忘れていた
天使が舞い降りた…
恐ろしい人(←)
はぁ〜っ、あんな笑顔で手を振って…
お手て小さいまじたまんねぇ
あと少し…あと少しであのお手に触れられる…っ！
『ぐへへへへっ////』
隣「………(¬_¬)」
ハッ！
いかんいかん！
お隣のしうちゃん(擬)に冷たい目で見られた！
しうちゃんそっくりなそんな目で見られたら…
ゾクゾクするやんけ
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作者名：ATMs
| 作成日時：2016年11月16日 10時
