私、ATMなんで。 (ページ48)

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"プルルルルル、プルルルルル…"

DO「____もしもし！ミンソギヒョン？お疲れ様です！……あ、はい！今、Aちゃんを探してて、……え？…あぁ～、始まりましたか……はい、ヒョンどこにいますか？……わかりました！すぐ行きますね！待っててください！では、後ほど！…

"プツ、ツーツーツー…"

……Aちゃん、見つかったよ。もうミンソギヒョンと一緒にいる。駄々っ子タイムに入っちゃったみたい。」

CY 「駄々っ子タイム…？」

BK「あいつが駄々っ子じゃない日が逆にあんのか？常にわがままだろ。」

DO「いや、僕達が普段こうむるわがままとはまた違っていて……妹として、お兄ちゃんに駄々こねる時が年に数回訪れるんだ。ほら、Aちゃん普段は、ヒョンにだけは迷惑かけないように、嫌われないようにってペンとして気を使ってるでしょ？」

CH「あ～、確かに。シウミンさんには、妹ってよりはペンって感じで接してるよね。」

DO「うん。それが、ミンソギヒョンに会えない期間が続いたりお兄ちゃん不足になると、幼児みたいに駄々こねてヒョンから離れなくなるんだ。ヒョンが何言ったって、今は言う事聞かないよ。今頃、抱き付いて泣き喚いて、ヒョンの膝の上にでも座ってあやしてもらってるんじゃないかな。」

BK「はぁ～？」

CY 「なにそれ…幼児化って……っ、可愛い！見たい！早く行こうっ！あのジョンインて奴より早く見つけなきゃ！」

CH「それで、シウミンさんが困ってるって電話？」

DO「うん。自分が放っておいた分、泣いてるAちゃんには強く出られないんだ。なんだかんだでヒョンもAちゃんには甘いからね。側から見たらヒョンは塩対応だけど、でもあのヒョンも同じくらい……とにかく行こう。ヒョンが困ってる。上手くいけば一日で機嫌も直るんだけど…」

CY 「早く早くっ！」

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