私、ATMなんで。 (ページ12)

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XU「アルバム発売記念のパーティー。いつもはそんなことしないけど、今回はプロモーションの一環だからって仕方なく。まじでかったるい…」

『いや、なんでそれに私が…？』

XU「いろんな奴が招待されてるからなぁ。こういう場では寄ってくる女も多くて、毎回ニコニコ笑ってかわすの面倒なんだよ。だからAは女除け。お前にはパーティーなんて早いんだけどなー。他の奴に頼むのもめんどうだし。今日は俺の隣にずっと立ってろよ。」

『寄ってくる、オンナ……女っ！？はぁ～！？駄目駄目駄目駄目っ！どこのどいつだよ！身の程を知れよ！お前らなんかが手を出していいお方じゃねーんだよアバズレがっ！どうせ四六時中シモの事しか考えてねーんだろド淫乱共めッ！！』

XU「口悪……A、仮にも女の子なんだから、そんな下品な事誰かが聞いてる前で言っちゃ駄目だぞ？」

『しうちゃんっ！私にまかせて！しうちゃんは私が守るからっ！！』

XU「どうも。」

『あ、でも…私制服だよ…？』

XU「ばーか。その格好のままなわけないだろ……着いた。降りて。」

『え、…どこ行くの！？』

XU「ほら、置いてくぞ～」

『あっ、待ってよ～！』

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店員「いらっしゃいませキム様。いつもありがとうございます。」

XU「こいつ、見立ててあげてください。大人っぽく…5歳くらい老けさせて。」

店員「かしこまりました。どうぞこちらへ。」

『へっ！？』

XU「ほら、服決めてこい。」

『え、え、え～！？』

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店員「キム様、お待たせいたしました。こちらでいかがでしょうか？」

XU「っ、……」

『にっ、似合わないよね？こんな大人っぽいの…//////なんかスースーするし。』

店員「フフ…そんなことございません。とてもお似合いですよ。ですが…お気に召しませんか？キム様。」

XU「………」

『お兄ちゃん…？』

XU「……うん、気に入らない。」

『っ、……』

店員「かしこまりました。お客様、こちらへ…」

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