ミイラの飼い方『なんでこんなに可愛いんだろう…』2 (ページ33)

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81話ページ33

他月「(何ださっきのは…一瞬目の前が真っ白に…

Aも壁に寄りかかってるって事はAも同じか？)」

『……ｯうへぇ…』

まだボーっとする頭を働かせて空くんの声に耳を傾ける

空「ミーくん！

ミーくんおいで！包帯をとるなんてやっちゃダメだよ！

(親父の手紙にはほぼミーくんの事は書かれてなかったけど、包帯をとっちゃいけないことだけは書いてあった

もしかしたら何かあるのかもしれない)

もし包帯とってミーくんに何かあったらどうするの…っ」

ミーくんは空くんの言葉に心を動かされたのかポチから飛び降りる

空「だからおいでミーくん。解いちゃダメだよ…」

ミーくん「(でも…でも…)」

朝「そもそも何でミーくんは包帯とろうとしたんだ？何か理由でもあったのか？」

ミーくん/コニー/いさお/コハク「「「「!!」」」」

いさお「ひっく、ひっく」

朝「わ！どうしたんだ、いさお？」

ミーくん/コニー/コハク「「「……

ﾋｯｸﾋｯｸ」」」

朝「え！みんなもどうしたんだっ？急にしゃっくりが…」

空/他月/朝「「「『(しゃっくり……？)』」」」

『もしかして…空くんのしゃっくりが原因…？』

朝「あの時の私達の話を聞いてて…
空ちゃんのしゃっくりをとめようとしてたのか？」

朝ちゃん考察は当たっていたようで、ミーくんとコニー、いさおとコハクはｺｸｺｸと頷いた

他月「…まさかとは思うが…''100回しゃっくりしたら死ぬ''っていうのは迷信だぞ」

ミーくん/コニー/いさお/コハク「「「「!?」」」」

いさおはその場にへたり込み、ミーくんは涙ぐみながら空くんに飛び込む。コニーは他月くんに飛び蹴りをしていた。コハクは壁によりかかっている私にスリスリと心配そうにしてくれた

一気に気が抜けた一同であった

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朝「A大丈夫か!?まだフラフラするのか？」

『ううん、大丈夫！ありがとね朝ちゃん♪』

そう言って手を差し出してくれる朝ちゃんは天使だともう。(確信)

朝ちゃんの手を取って立ち上がる

てか、なんであんなに目がチカチカしたんだろ？

他月「A少し聞きたいことがあるんだがいいか？」

『ん？どうした他月くん』

話を聞いてみると他月くんも同じ事が起こったらしい

何となく原因はミーくん何じゃないか？となりこの話は幕を閉じた

この後また少しトラブルがあるのだがそれは次回！