75話 ページ27
〜神谷家、コニーの場合〜
コニー「ｽｺｰ ｽｺｰ ｽｰｽｰ ぐごっ
？」←自分のいびきで目が覚めた
布団から出て目を擦り周りをよく見ると部屋は電気が消され真っ暗だった
コニー「…………」
何を思ったのかコニーは他月の顔をべしべしと叩き始めた
他月「……ん…何だ…何だよ…どうした
用がないなら起こすな…朝まで大人しくしてろ」
用がないという言葉にコニーは首を横に振る
コニー「……」
構って貰えないことがわかったのかコニーは布団に潜り他月の手を上にグイグイ運ぼうとする
するといきなり、他月の手がコニーの体を掴んだ
コニー「！」
ぼふっという音と共に他月の枕に寝転ばされた
他月「なんなんだ、さっきから…甘えたいなら素直に言え、可愛くない奴」
コニー「！」
げじげじと他月を蹴るコニー
他月「全然痛くないな。ほら、もう寝ろ」
手の中で朝まで安眠したそうです
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〜茂木家、いさおの場合〜
朝「すーすかー」←すごくお腹が出てる
布団を蹴飛ばした朝はお腹が出た状態で寝ていた
いさお「……」
それを見たいさおは朝ちゃんの布団に飛び、お腹をしまって布団をかけ直し、また自分の布団に戻る
〜10分後〜
朝「すー」←今度は背中が出てる
いさお「……」
直しても、また背中やお腹は出ちゃうんじゃないか？
そう考えたが風邪を引いている朝を想像してまた布団をかけ直しに朝の布団に飛ぶ
かけ直した後、一緒に寝ればすぐにかけ直せるか。と思いいさおは朝の布団で丸くなった
朝「ん、いさお…どうしたんだ？一緒に寝たいのか？ほんとにお前は可愛いなっ。一緒に寝ような！」
朝は体の向きを変えるといさおをギュッと抱き締めて再び目を閉じた
朝「おやすみー、いさお」
｢違うんだけど、まぁいいか｣と思ったとか思わなかったとか
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〜星空家、コハクの場合〜
コハク「……(ﾁｮﾝﾁｮﾝ)」
『……んぅ…どうしたのコハク？』
すりすりと頭を私の手に擦り付けてくるコハク
『寝れない？』
コハク「(ｺｸｯ)」
『そっかそっか…可愛いなぁコハクは…(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)』
膝の上に乗せ優しく撫でているとコクコクと眠そうなコハク
コハク「ｷｭｳ………ｽﾔｧ…」
『……寝ちゃったかなぁ ふぁ〜はふっ』
私も寝よう。そう思い、コハクをハグしながら眠りについた
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作者名：りんご飴 | 作成日時：2022年10月28日 10時
