74話 ページ26
〜コハクの場合〜
『コハク〜お風呂沸いたから入ろ〜』
コハク「ｷｭｳ〜！」
何を隠そうコハクはお風呂が大好きなのだ！可愛っ！
お風呂場につき、服を脱いでお風呂に入り、コハクを洗った。
コハクを洗い終わると湯船に入れてあげる
私も体と頭を洗い終わり、湯船に沈んだ
『暖かいね〜(ﾎｶﾎｶ)』
コハク「ｷｭｳｷｭｳ〜(ﾎﾜﾎﾜ)」
『明日にでも入浴剤買ってみる？』
コハク「ｷｭｳ？」
コハクはそれなぁに？と言うように首を傾げた
『うーん簡単に言うと、お風呂に綺麗な色がついて、いい匂いになるんだよ』
コハク「ｷｭｳ!!(ｷﾗｷﾗ)」
『ふふっ、じゃあ明日学校帰りにでも買ってくるね？』
お風呂でも仲がいい星空家でした
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〜柏木家、寝る前の絵本〜
空「そして人魚姫の体は、泡となり消えてしまったのでした…」
ミーくんはボタボタと涙を滝のように流しながら話を聞き終えると、空に抱きつく
空「よしよし…人魚姫かわいそうだったね。じゃあミーくん''幸せの青い鳥''のお話して寝よっか
ミーくん好きだもんね」
部屋の電気を消し、いつでも寝られる状態にすると空は幸せの青い鳥の話を始めた
ミーくん「(ワクワク)」
空「そしてチルチルとミチルは魔法使いのおばあさんのために青い鳥を探す旅に出ました
チルチルとミチルは始めに''思い出の国''に辿りつき、そこで…おばあさんとおじいさんに出会いました。おじいさんが山で洗濯をしていると…」
ミーくん「！」
空「川から桃がどんぶらこと…」
ミーくん「!?」
空は眠いのか話がめちゃくちゃになっている
空「…………あ…ごめんいま一瞬寝ちゃってたみたい…」
ミーくんは大丈夫と言うように手をパタパタさせる
空「えっと、どこまで話したっけ？えーと…あぁ…思い出の国でね…
亡くなったおじいさんとおばあさんに会って…おじいさんの手の中には一匹の青い鳥がいました。
二人はその青い鳥をおじいさんからもらうと思い出の国を後にしましたが、国を出た瞬間青い鳥はキリンになって消えてしまいました」
ミーくん「！」
空「次に二人が向かったのは鬼ヶ島で…」
ミーくん「！」
空「サルとモモとキジをお供につけて…」
ミーくん「!?!?」
空「…………ｽー」
ミーくん「!?!?」
先が気になって中々寝付けなかった
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作者名：りんご飴 | 作成日時：2022年10月28日 10時
