ミイラの飼い方『なんでこんなに可愛いんだろう…』2 (ページ18)

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66話ページ18

空「今ちょうどドラゴンがなに食べるか調べてたんだ」

他月「へー、何を食べたんだ？」

空「納豆と豆腐

あとりんごとニンジン、ヨーグルト、ほうれん草、アサイー……」

ねと〜っと糸を伸ばしながら納豆を頬張るドラゴン

他月「健康的だな……うまいか？」

ドラゴン「(ｺｸｯ)」

空「それとミーくんはアサイー、コハクはヨーグルト食べられたみたい」

コハクは鼻頭にヨーグルトを付けながらパクパクと食べている

ミーくんは包帯がアサイーでベトベトになっている

他月「包帯が大惨事じゃないか!!」

空「大丈夫大丈夫！どんなに汚れて拭けばすぐキレイになるみたいだから、最近発見したんだ」

他月「そうか…ならいいが……(あそこが口か…)」

『コハク、牛乳飲めないのにヨーグルトいけるんだ!?』

空「ちなみにコニーは全部食べました」

他月「そうだと思いました」

コニー「ｹﾌｯ」←いっぱい食べて満足

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それから少し時間が経ち朝ちゃんが帰る時間になった

朝「じゃあ私はそろそろ…」

他月「帰るのか？」

朝「うん、お母さんになにも言わないで出てきたから」

他月「(茂木さんか…あまり話したいことはないが、この人はAと同じでいい意味で単純だからな)｣

来た時同様にリュックにドラゴンを入れる朝ちゃんに他月くんは言葉をかけた

他月「そういえば、ドラゴンのことだが…」

そう言うとちらっと私と空くんの方を見る

そして空くんと私の方を指さしながら

他月「昔、コイツらの親父から聞いたことあるがドラゴンは日光に弱いらしい」

私のお父さんに？

…………お父さんこういう生き物が居ることを知ってたの？

朝「日光に!?」

他月「外に連れ出すなら絶対に日の光が当たらないように周りを覆うこと、そうしないと火傷するぞ」

朝「火傷！わかった｣

そっと首を傾げながらドラゴンって日光に弱かったっけ？と考える

そんな話、誰からも聞いた事がなかった

空くんと視線を合わせると空くんも不思議そうな顔をしていた

心無しかカエデさんの表情も暗い感じがする

他月「それとドラゴン達の事は俺達と家族以外には話さないこと。理由は柏木とAに聞いただろう、約束だぞ」

朝「うん、約束だなっ！なんなら根性焼きでも血判でも！」

『いや、怖いよ朝ちゃん!?』

他月「物騒すぎる、いつの時代だ」

他月くんも少し引いているみたいだ