ミイラの飼い方『なんでこんなに可愛いんだろう…』2 (ページ2)

今日:23 hit、昨日:6 hit、合計:3,142 hit

50話ページ2

朝学校へ行く準備をしているとスマホから着信音が

ﾋﾟﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾋﾟﾛﾛﾛﾛﾛﾛ

『はい、もしもし』

空「もしもし？Aであっ…てる？」

『あってるよ〜どしたの空くん？』

空「ちょっと風邪ひいちゃって……」

『えっ、大丈夫？』

空「カエデさんもいるし大丈夫なんだけど…

他月のノート借りてて……」

『なるほどね、つまり、他月くんにノートを返しといて欲しいと』

空「うん…お願いしてもいい？」

『おk任せてよ！多分空くん今日日直だったよね？それも代わりにやっておくから、ゆっくり休んでなね？』

空「……ありがとう…A」

『それじゃあ、他月くんのノートだけ受け取りに行くね』

空「お願いします…」

『それじゃあね』といい電話を切る

準備を終えて、コハクのお昼を作り、家を出る

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

インターホンを押すとカエデさんがノートを持って出てきた

『カエデさん、おはようございます！』

カエデ「おはようございますAちゃん、これ空くんから預かったノートです。他月くんに返しておいて欲しいと…」

『はい、カエデさんありがとうございます！』

カエデ「いえいえ、Aちゃん学校頑張ってくださいね」

『頑張ります！カエデさんもお仕事、頑張ってください』

カエデ「はいっ！それでは*˙︶˙*)ﾉ"」

『いってきます！』

━━━━━━━━━━━━━━━

学校へ行く途中で他月くんの姿を見つけ『おっはよう〜！』と言いながら肩を叩く

他月「！……なんだAか

柏木はどうしたんだ？いつもは一緒に来ているだろ？」

『それが、風邪ひいちゃったみたいで…』

他月「柏木は大丈夫なのか？」

『本人は大丈夫って言ってるんだけどさ…』

他月「……学校終わりにお見舞いに行くか」

『いいのかな？』

他月「顔に心配ですって書いてあるぞ」

『えっ嘘!?』

そう思い顔をぺたぺたと触る

他月「っふ…冗談だ」

『えっ!!むーっ朝からからかわれた…!!』

他月「俺が悪かったそんなムスッとした顔してるな

ほら、学校に行くぞ」

『( ｰ̀нｰ́)はーい！

あっそうだ！はいこれノート』

他月「？なんでAが持ってるんだ？」

『空くんから返しておいてってお願いされまして』

他月「なるほどな、ありがとう」

そんな会話をしながら学校へと急いだ