ミイラの飼い方『なんでこんなに可愛いんだろう…』2 (ページ47)

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95話ページ47

空「でもおかげでいい砂置き場が出来たよ！
手伝ってくれてありがとう2人共！」

他月「このくらいなら、いくらでも」

『全然大丈夫、案外早く出来たしね！』

空「うん！」

空くんは出来た砂置き場前に膝をつきミーくんに話しかけ始める

空「砂送ってもらえてよかったね、ミーくん
やっぱ故郷は特別だもんね

そうだ！俺がもう少し大人になったら
一緒にエジプトに旅行に行こっか！」

『おぉ！いいじゃん！ミーくん良かったね。空くんが連れてってくれるって！』

他月「(…いや、それは
ミィの事情を考えると数年後でもマズイと思うぞ

マズイとは思うが…)」

ミーくん「(ｺｸｯ)」

空「じゃあ、今から貯金して準備しておくね」

他月「そうなると、英語もある程度マスターしないとな」

『空くん英語ほとんど出来ないもんね〜』

空「う゛……」

『あ！春休み明けに試験もあるじゃん！それの勉強もしないと…』

他月「そうだったな」

空「…英語、頑張りマス……」

他月「ははっ」

『ｯ…最後カタコトwふふっ』

空くんの反応につい笑ってしまった

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〜オ☆マ☆ケ〜

ミーくんが砂に夢中になっていた時

空「コニーがふて寝始めちゃった」

『コハクは普通に寝てるね』

コニー「ぐご～」

他月「放っておけ、タヌキ寝入りだから
どうせすぐに飽きて、遊び始める」

〜数分後〜

コニー「ぐご〜(ﾑｸｯ)」

数分もすると他月くんの言う通りコニーは起き上がった

しかも…

空「『(いびきかきながら起きちゃったよ、この子…!!)』」

『マジか!?』

寝たフリというのを隠すつもりがないコニーだった

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〜それからまた数分後〜

『…コニー？一体何をしてるの〜？』

コニーはコハクのしっぽをモフモフと触って遊んでいる

しかもずっと触っているのだ

『…そんなに楽しい？』

コニー「(ｺｸｯ)」

『まぁ、もふもふするのはいいけどなるべく起こさないであげてね？』

コニー「(…ｺｸｯ)」

謎の間があったが、気にしないでおこう

『よしよし…』

コニーの頭をそっと撫でてから私は椅子に座り直した

コニー「(ﾎﾜｯ)」

結局コハクは空くんの家から帰るギリギリまでぐっすりと眠り、夜眠れなくなったのだった