第四話 ページ5
『話なんだが。
私は小さい頃色々あって男の人が苦手だ。
同年代か年下ならまぁ大丈夫なのだが、年上となるとあまり長時間一緒には居たくない。
ただ海堂家に入るならそこを何とかしないといけないだろう？
そこが問題なんだ。』
晴『苦手ってどれくらい？
長時間って何時間までなら耐えられる？
もし無理なら少しずつ慣れていくのもアリだと思うし、俺らも協力するよ。』
簡単に言ってくれるねぇ。
事はそんなに単純じゃないんだけどなぁ 苦笑
『そうだな、1時間以上同じ部屋にいるのはなかなか辛い。
私ももう15だ。一人でアパートか何かを借りて暮らすのもいいかもしれない。』
晴『うーん、女の子一人でアパート一人暮らしかぁ...
でも今からこの家で暮らせって言っても無理だろ？
どうしたもんかなぁ。』
そこが無理なら多分答えを変えなきゃいけないな。
そう思ったときだった。
晴『そうだ。
俺と零はこの家に住む前、あるオンボロアパートに住んでたんだけどさ。
そこの部屋借りるってのはどう？
そこならここからも近いし、大家は知ってる爺さんだし。
Aちゃんがオンボロ生活に耐えられるって条件付だけどな。』
そう言って晴は笑った。
オンボロってどれくらいの程度なんだろう。
それにもよるが、まぁ生活できればいいか。
『...そうだな。そうしよう。
どれくらいオンボロなのかは知らないが、とりあえずそこに住む方向で話を進めてくれると助か
る。』
晴『了解。
あとさ、男の人が苦手っていう話は亜樹や蒔麻には伝えとこうか。
あいつら知らなくて触ったり長い間一緒にいるの嫌だろ？』
『そうしてもらえると助かる。』
少しずつでもこの兄弟に馴染めていければいいなと思った。
続く
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iru(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます。スパラバ最高ですよね(笑)これからも更新頑張るのでよろしくお願いします。 (2018年1月13日 14時) (
レス) id: a865448433 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - スパラバ大好きです更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2018年1月13日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：iru | 作成日時：2018年1月7日 0時
