検索窓
今日:22 hit、昨日:0 hit、合計:16,333 hit

…… ページ21

よく見ると透明な壁が私達にぶつかったらしい
行ける所はないかと目を凝らしてみる

あ、あっちに行けそう

『ソイソイ、こっち』

ソイ「え、ちょっ…」


私は彼の手を引いてどうにか外に出ることができた
でも外にも謎の壁があった

一体何が起こっているの?

そう思った矢先、ピンポンパンポーンと放送が入った


「はいはーい、皆さんきこえる〜〜〜〜?
びっくりしたかな?実はこれ、魔術開発師団と遊戯師団が共作したサプライズイベントだよ!」


ソイ「え?サプライズ…?そうなの?」

『いや…ウチはそんなのなかったと思うけど…。団長が考えたって説もあるけど…』


「学校全体が迷路!上位ゴール者には賞品もあるよ!
中庭にある中央広場がゴールだ!!さあ急げー!!」


『なるほど…?とりあえず中央広場行く?』

ソイ「それしかないみたいだし行こう」



ということで謎のサプライズを少し楽しみながら中央広場に向かった




広場にはもう結構集まっていた

悪魔は新しいもんに目がないからなぁ…
あ、ちなみに透明な壁は私には丸見えだったから結構早くたどり着けたよ

隣にはソイソイもちゃんと居ます。なんなら荷物持たせて、重たそうにしてこっちを冷ややかな目で見てるよ
ごめんじゃんw



それからは待機時間だったから手にあるものをひたすら食べてた。ソイソイと。
え?太る?……美味しいものは食べとかなきゃだよ?それ禁句な?



しばらくして、放送師団の方が登場してまぁなんやかんやあって本祭開始のカウントダウンが始まった


「残り30秒!」


『あー美味かった』
ソイ「太るよ?」
『殴るよ?』


「残り10秒!」


ソイ「ん…?何あれ」
『ホントだ。なんだ…?』


「「「「3!…2!!…1!!!」」」」


その刹那、空いっぱいに綺麗な光と音が降り注いだ

私は思わず息をのんだ。こんな美しいものがこの世にあるなんて。


『凄い…』


気づけばそう漏らしていた
それくらい本当に凄くて、名もわからないソレは恐らくこの先一生忘れないだろう


周りもその凄さに圧倒され今まで聞いたことないくらいの歓声を上げていた



ソイ「え、やばくない?あれ」

『おん…目が離せないんだけど』

ソイ「だよね、わかる」



そんな会話をしてぼうっと光を見ていたのも束の間、すぐに火の玉が頭上に降り注いでいた

死ぬと思って目を瞑ったが何もなく、恐る恐る目を開けると火の玉はなくなっていた


どうやら理事長が止めたらしい。すげぇ

……→←……



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うぃぐこーむ(プロフ) - にゃんこさん» コメントありがとうございます。自分語りになってしまいますが本当に女装は良いものです、素材が良ければ尚良し。期待に添えているかどうか分かりませんが、読んで頂き心から嬉しく思います (6月15日 22時) (レス) id: 52f4e279a8 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - わかりますよ!!めっっちゃわかります!!!リンディちゃんとイルミナティちゃんめちゃくちゃかわいいですよね! (6月15日 20時) (レス) @page50 id: cd59cd64ee (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うぃぐこーむ | 作成日時:2022年1月5日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。