神楽ちゃんの誕生日を祝う会２（沖田サイド） ページ26
昨日いきなりAに
『明日、手土産持って万事屋に来て！！持って来なかったらぶっ殺すから！じゃ！』
と一方的に言われ、現在、言われるがままに手土産を持って万事屋に向かっている。
一体なんなんでィ。つかいきなりすぎるだろィ。急用か？にしても、手土産って…。
てかまずなんで俺ァ、アイツの言う事素直に聞いてんだ？別に行かなくてもいいじゃねーか。
殺すとは言ってたが、そんな脅しは別に怖くねェ。
じゃあ、なんで…。
疑問を抱えながら、万事屋の扉を叩く。
考えるのはやめよう。考えても答えは出ねェや。
『いらっしゃーい。』
「オイ、一体なんなんでィ？急にこんなとこに呼び出して。」
ずっと気になっていたことを聞いてみる。
『そんなことよりちゃんと手土産持ってきたのかな沖田くん。』
「ああ？お前がうるせーから仕方ねェから持ってきたぜ。」
そんなことで済ますなよと思いながら俺はビニール袋をAに見せる。
『じゃ、どうぞあがって〜。』
妙にご機嫌な様子で俺を中に連れていくA。
『神楽ちゃーん！お客様だよー！！』
「今度は誰アルか？…ってクソサド！？」
沢山のプレゼントらしきものに囲まれたチャイナ。
「オイ、こりゃァどういうことでィ。」
鋭い視線を向ける。
どうやら、俺はまんまと奴の思惑に嵌まったらしい。どうせまた、よからぬことでも考えてんだろ。
そんな俺の予想は的中してしまう。
『ふっふっふ、ぜひとも神楽ちゃんの誕生日を沖田くんに祝ってもらおうとお呼びした限りだ！！』
と胸を張って言うA。
あー、頭痛がする。
「「ふざけんじゃねーや/ヨ！！」」
この時ばかりは、チャイナと同意見だった。
『あ、神楽ちゃん、沖田くんがね〜？誕生日プレゼントくれるって！』
そういうことか。この手土産はチャイナのためか。
「ふざけんじゃねー。何が悲しくてこんな奴の誕生日祝わなくちゃならねーんでィ。帰りやす。」
「こっちだってお前なんて願い下げネ！お前みたいのからなんて祝われたくないヨ！」
『待て。』
その時、普段のあのおちゃらけた様子からは想像できないような低いこえが、Aから発せられた。
『止まれ沖田。ほら、神楽ちゃんの誕生日を祝え。プレゼントを渡せ。』
「何言ってるネA！私こんな奴からのプレゼントなんて…」
『黙って受け取れ。』
その声にさすがのチャイナも反抗できないようで、大人しくなる。
神楽ちゃんの誕生日を祝う会３（沖田サイド）→←神楽ちゃんの誕生日を祝う会
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本気と描いてマジと読む - 沖田が恋愛感情もつとサドがツンデレになるの好きです (3月18日 21時) (
レス) @page27 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
キル坊(プロフ) - 蛙飛び込むさん» この作品もついにそこまできたのか···ありがたい30票目、確かに受け取りました！コメントありがとうございます！ (2022年9月23日 21時) (レス) id: 017f34a2e1 (このIDを非表示/違反報告)
蛙飛び込む - どうも星３０票目だわ (2022年9月23日 21時) (レス) @page1 id: 9cfc2f61bc (このIDを非表示/違反報告)
キル坊 - 針さん» これからもよろしくお願いします！ (2021年10月19日 17時) (レス) id: 811c0a9312 (このIDを非表示/違反報告)
キル坊 - 針さん！！ありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2021年10月10日 10時) (レス) id: 811c0a9312 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キル坊 | 作成日時：2021年8月3日 9時
