【二番街の魔法使い】ただしいにんげんの歩き方【CS集】 (ページ2)

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【性格】
　いつも笑顔を絶やさない、教師らしい人格者。
　明るい性格で、整った容姿とは裏腹にかなりうるさい。テンションが高く元気なのが売りでもあるが、その分子供っぽい部分も多く、やや大人気ない発言や行動が目立つ。生徒と一緒になってはしゃいでしまうのが悪い癖。それもあって“生徒からの”評判はいいようである。
　おおらかで穏やか。滅多に怒らず、またその冷静さを崩す事は無い。感情の波は大体一定で、はしゃぐ一面もあるが落ち着いている。普段は誰に対しても優しく、平等に接する。また、正義に徹している。「正しい魔法使いの姿とは何か」を教える為らしく、ディランの行う行動のその大半が模範的であると言える。
　生徒や弟子に対しては何を聞かれても必ず答える、がモットー。質問すれば勉強の事でも、この世界の醜い事でも、その質問者自身の事でも、例えディラン自身の事であっても、何もかも懇切丁寧に詳しく答えてくれる。自分を含め誰に対しても嘘を吐かない。彼が話す事は、常に彼にとっての真実である。世界にとっての真実かは置いておいて。

　裏表、という概念は存在しないが、目的の為なら手段を選ばないかなりドライな男。授業中や普段からも、時々この非常にドライな一面が出たり引っ込んだりする。
　“普段は”優しいし“生徒には”人気があるが、全くもって優しくないし弟子に苦手に思われることがある。弟子がそう思うのは、ディランの本性とよく相見えるからである。その本性はとんだスパルタで、特に弟子にはかなり厳しく、無理難題を押し付けられるのはよくある事の様子。本人はいつも高みの見物。厳しく言う事も、“相手を強くする為”であり、鍛える為ならば手段を選ばないという彼の性格が出ているところである。
　教育に対し並々ならぬ情熱を見せ、四六時中生徒や弟子の事を考えている。当然本人達には言わないが、プロフィールは勿論、性格や実力、得意不得意なども見極めて紙にまとめてあり、相手の考えている事は大体把握されていると言っても過言ではない。生徒や弟子には、非常に、異常なまでにと言っていい程愛情深いと言える。故に、道を逸れようとしたり、違えようとしたりしている子供を見ると、どんな手を使ってでも止める勢い。
　正義感が強く、彼の中でそれが揺らぐ事は絶対にない。彼の正義とは、「子供達の為である」事ひとつ。

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