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(続きです)
嘘をついていられず、口を出さないことはできるが思ってもいない事を口に出す事はできない。プライド的に。
なので人の好きな所も嫌いな所も本人の目の前でズバズバ言う。仲間との衝突も絶えないし彼女もそこだけは譲らないが、全部彼女の正直な気持ち。悪い事をいえば謝り反省するし、仲直りもする。素直な性格。
たまにその硬派で素直な性格のせいで落ち込んでぐるぐる悩む事がある。ほっといても自分で自己完結してスッキリする。
何も考えずに感情的に突っ走っているように見えるが、それが自分にとって、仲間にとって、そして世界にとってどうなのかを考え、論理的な思考を繰り返した後発言や行動に移っている。地頭は非常に良いので、参謀役を務めていたりする。スイッチのオンオフはきっかりと。
過去:
キナは、一般人同士の農家の夫婦の下に生まれた。
キナは幼い頃から活発で、頭が良く明るい子供だった。何事にも興味を持ち、そこに向かうと決めたら一直線。基本的に向上心は高かったが、「才人になろう」と考えた事は無かった。それどころか文字が何故才人達にのみ、なんて事も、さらさら興味が無かった。
それを知ったて、何か世界が、私が変わる訳ではないと──そう思っていたのだ。
初等教育場に入ると、文字にも、才人にも、否が応でも学ばされた。文字を読めるようになって初めて疑問に思った。才人って本当に必要か？ だからといって興味があった訳では無いのだが──運だったのかもしれない。彼女は、統一テストに合格し、突如目の前に才人になる事ができる道が敷かれた。
どうせなら、そんな軽い気持ちで踏み入れた才人への道。正直言って、感銘を受けた。平面上から文字によって伝えられる感情や描写の情報を知り得る事ができるなんて。心を揺さぶられた。こんなにも、文字が自由である事を知らなかった。
あぁ、もっと。もっと文字を。今まで持ちえなかった文字への情熱に火がついた。キナは、懸命に才人として働いたが──やはり才人になれたのは運だったのかもしれない。キナは才人として仕事を続ける事ができず、降格させられることになった。そんな。やっと文字の美しさを知れたのに。
その思いも薬によって流されて、キナは一般人へと成り下がった。文字を忘れ、キナは一般人として生きていた。
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たま(プロフ) - くろせさん» 返信ありがとうございます！くろせさんのボードにお伺いします。 (2020年7月11日 23時) (
レス) id: c513989284 (このIDを非表示/違反報告)
くろせ(プロフ) - たまさん» ありがとうございます、ぜひお願い致します！ (2020年7月11日 22時) (レス) id: 62819c8559 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - 失礼します。「叡智の門は開かれない-II-」にライリアーネル・シュレルストとして参加している者です。よろしければ関係を結ばせていただきたいです。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: c513989284 (このIDを非表示/違反報告)
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