No.118 ページ19
何かがレブルに落ちた。
確かミサイルが。
「ふざけてるわね...。」
ミサイルが落ちたのにも関わらず淋が生きてるのは、運よく首領が放った蝶が守ってくれたのだ。
「(レブルの皆は大丈夫かしら...。
怪我とか死んでたら...。
嫌だ。置いていかれるのは嫌だ。
一人でも多く助けなきゃ。
じゃないも一人ぼっちになる。
一人ぼっちは寂しい。)」
そんなことを考えながらアジトを散策していると、
「淋!」
名前を呼ばれた。
「流架さん...!」
「大丈夫だったか...。」
「はい。流架さんは足の怪我は大丈夫ですか?他に怪我してません?」
「嗚呼、大丈夫だ。」
「良かった...。
此処はそこまで危険そうじゃ無いですね。
まだ此処に居て下さい。
あたしはアジトで誰か潰れてないか探します。」
「.....頼んだぞ『居たぞ!』何だ?」
そして流架が尋ねる間もなく銃声が響いた。
しかし彼の予想よりも早く銃声を鳴り止んだ。
銃弾を放ったであろう大人達は絶命していた。
淋の異能力で産みだされた液体窒素の入った小型爆弾で五臓六腑と細胞を氷らされて。
しかし当の本人の背中は銃弾を浴びて血まみれどころの話ではなかった。
「おい淋!?」
「良か…た………流架さ……怪我…しなく…て……。
あた……大丈夫…で…す…。
あん…しん…して…下さ…い……。」
そう言って迷惑なのはわかっていたが、
淋は流架に倒れこみ、気絶した。
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花梨(プロフ) - 皆さまお疲れ様でした〜 (2018年9月14日 22時) (レス) id: e3aad0174a (このIDを非表示/違反報告)
透明少女(プロフ) - お疲れ様でした!あまり参加出来ずにいて申し訳ありませんでした…!本当にありがとうございました!! (2018年9月14日 21時) (レス) id: 6dddb2cb16 (このIDを非表示/違反報告)
睦都(プロフ) - 初めからずっと見てました!主催者様、参加者様の皆様お疲れ様でした!剣士君たちとても好きです(*^^*)ほんとうにお疲れ様でした (2018年9月14日 19時) (レス) id: 3a040f6594 (このIDを非表示/違反報告)
羊素。(プロフ) - 遂に完結ですか…少し寂しい気もしますが、主催者様、及び参加者の皆様、お疲れさまでした。 (2018年9月14日 5時) (レス) id: dc73ea1538 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - お疲れ様でした! (2018年9月13日 18時) (レス) id: c46d432f11 (このIDを非表示/違反報告)
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