□ 第21話 偽者 □ ページ21
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誰かに優しく揺り起こされ、千秋は目を覚ました。そこに居たのはステラ。相変わらず天使のような笑顔が魅力的だ。いつもバラトがビンタをして起こしてくるのでこうして優しく起こしてくれるととても助かる。誰かのいびきが聞こえると思えば隣でバラトが爆睡していた。昨夜は四人でずっとわちゃわちゃとパーティーの様に遊んでいたので、きっと途中で皆眠ってしまったのだろう。千秋は自分に何かが掛かっていることに気がつく。見てみると、それは緑色でバラトの香りがした。隣ではいつもの趣味の悪い緑色の上着を着ていない。千秋は驚きで声がでなかった。
「千秋ちゃんはとってもバラトに気に入られてるんだね。流石バラトに誘拐されるだけある！」
「まさか。…でも私にとってもバラトは特べ」
「ぐがぁぁぁぁぁ」
「うるせぇなこいつ！今話してる途中なんですけど！」
そう言えばデウスが居ない。デウスは、と聞けばステラ「起きたときにはいなかった」と答える。きっと依頼があってもう行ったのだろう。一見デウスは冷たいように見えるが優しさなら誰にも負けないくらいだった。起きる気配がないバラトを引っ張ったりつねったりしてあの手この手で起こそうとしていると、仕事を終えたデウスが「何してんだ」と帰ってきた(因みにバラトは飴を口に突っ込んだら起きた)。
デウスが作った朝食を食べ、暫くしてバラトとデウスは「
「アリス・エース……」
「確か“総会”に来てた。別に有名な訳でもない…あんたに比べたらの話だけど。代表的な事件は双子の殺害事件。双子の兄は生き残ったけど妹は死んだ。死因は窒息。海に沈めたらしい」
「犯罪者を…ね」
バラトは顎を手で押さえ、珍しく真面目な瞳で現場を見渡した。この事件に犯人は、自分の
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くろせ(プロフ) - 漣さん» ほんとですね！誤字報告ありがとうございます！訂正致します！ (2019年4月2日 17時) (
レス) id: 09d294978c (このIDを非表示/違反報告)
漣(プロフ) - いつも更新楽しみにしている者です。42話の｢ステラは別の本物と思われるダイヤモンドを取りだし、そのまま逃げ出した。｣という文章なのですが、デウス君ではないでしょうか？勘違いでしたらすみません！コメント失礼しました。 (2019年4月2日 17時) (携帯から) (レス) id: b835eb55b1 (このIDを非表示/違反報告)
飴ん子(プロフ) - くろせさん» ああ、そうでしたか。すみません！！！ 了解です、その機会があれば、またコメントします。バラトニキと千秋ちゃんがすこなのでお気に入りに登録します。改めて失礼しました。 (2019年4月1日 14時) (レス) id: 1a98819731 (このIDを非表示/違反報告)
くろせ(プロフ) - 飴ん子さん» すみません、今はキャラクターは募集しておりません…。また続編とかで募集すると思うので、その時までお待ちくださいませ！ (2019年4月1日 13時) (レス) id: 09d294978c (このIDを非表示/違反報告)
飴ん子(プロフ) - 素敵な一次創作ですね…！バラトさんすこ。(唐突) この素敵な企画に是非ともキャラクター提供したいのですが、どうでしょうか？ (2019年4月1日 11時) (レス) id: 1a98819731 (このIDを非表示/違反報告)
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