34話 ページ35
sideA
何にしようかな。
アヴィド(しっぽ揺れてる…)
ヘルシャフト｢おはよう、可愛いリトルレディー。｣
ダディー。
A『ダディー。苦しいし作業しにくいから離れてくれ。』
ヘルシャフト｢今日は機嫌良いんだね。夜中にカルエゴと電話でもしたのかな。｣
なんだその勘。
A『…ふん。』
ヘルシャフト｢あー！図星！？カルエゴに抗議してやる！｣
アヴィド｢Aはカルエゴ先生関連だと嘘つかないよねぇ。｣
A『価値のある嘘じゃないだろ。』
契約が有利に進むならつくが。
A『…カルエゴの夢を見て起きたらカルエゴから連絡来たんだ。声を聞かせろ ってな。』
アヴィド｢何そのタイミングの良さ。｣
知らん。
A『よし。出来た。』
クッキーも作ってみた。
早く起きたからな。
本来なら読書に費やす時間だが。
たまには良いだろ。シチロウも欲しいと言ってきたし。
会議で居ないカルエゴの机に置く。
クッキーも添えて。
A『…シチロウの席ってどこだ？』
電話しよ。
A『シチロウ、今日はクッキー作った。シチロウの席ってどこなんだ？』
シチロウ【今、職員室なの？なら今行くね。】
というか会議はどうした。
カルエゴ｢退け。｣
終わったみたいだ。
シチロウ｢あ、Aちゃ〜ん。｣
居た。
｢ヘルシャフト先生！遅刻するなら寮に入ってください！｣
ヘルシャフト｢はぁ？｣
そういえば私達よりも遅く出ているからダディーの通勤は遅刻が多いらしい。
A『シチロウ。久しく作っていなかったから味は保証しないぞ。』
シチロウ｢そっかぁ。｣
嬉しそうなのは嬉しいのだが……
持ち上げられた。
A『なんだ？』
痛い痛い。
A『ダディーでもこんなに強く抱かないぞ。』
ヘルシャフト｢カルエゴｯ!!夜中の電話といい何してんの！｣
カルエゴ｢クルック先輩に言ったのか…｣
A『言う必要も無いと思ったがな。』
シチロウ(しっぽ揺れてる…可愛い。)
シチロウの
撫で回されてる…
カルエゴ｢シチロウ。｣
シチロウ｢もう少しだけ…｣
ダディーは一足先に職務に行った。
カルエゴ｢……よし。そろそろ職務に戻るか。｣
え。
カルエゴ｢〜!!｣
ここはカルエゴにとって職場だし仕方ないか…
カルエゴ｢…もう少しだけだからな。｣
やった！
シチロウ(しっぽで腕巻かれたら甘やかしちゃうよね、カルエゴくんだもん。)
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刹那(プロフ) - カルエゴ先生大好きなのでこの作品を見つけられて嬉しいです。更新頑張ってください！ (2020年6月10日 10時) (
レス) id: c8d90afbad (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月10日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
るに - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2020年5月3日 6時) (レス) id: d1e4377471 (このIDを非表示/違反報告)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - みゅーとさん» ありがとうございます！ (2020年4月27日 23時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - 面白いっすね、これからも更新がんばってくださいね (2020年4月27日 23時) (レス) id: c22a47d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2020年4月11日 19時
