19話 ページ20
sideA
また目が覚めると、
ヘルシャフト｢あ、起こしちゃった？寝てていいよ。｣
A『……ダディー、出張じゃぁ…』
ヘルシャフト｢可愛い娘が倒れましたって言われたら来るでしょ。｣
私の両脇を持って持ち上げる。
ヘルシャフト｢寝てな。｣
side入間
アリス｢ほっとけば良いのでは？｣
入間｢でも、あんなに弱ってたらほっとけないよ…｣
医務室を開けると
アヴィド｢あ、入間くんwithおまけ。｣
ヘルシャフト｢どれ！？どいつが入間！？｣
A『…寝ろって言ったくせにうるさい、ダディー……』
仮面外してる…
ん？
ダディー…って事は
入間｢お父さん！？！？｣
でっか！
白目の部分が黒いし体格もがっしりだし！怖い！
スポーツ刈りだけどアヴィくんと同じ髪色だし目の色似てるし…
ヘルシャフト｢誰がお義父さんだァ！？｣
アヴィド｢どう考えても、ととでしょ。｣
ヘルシャフト｢アヴィは黙りな！｣
アヴィド｢ひど。｣
アヴィくんにそっくり。
クララ｢Aちーん、大丈夫？アメちゃん要る？｣
ヘルシャフト｢A、甘い物嫌いなのに？｣
そうなの！？
クララ｢へ？｣
そりゃそうなるよ！いつも飴とかチョコ持ってるもん！
A『余計なこと言うな。』
ヘルシャフト｢ごめんごめん。｣
お父さんの頬を抓るA。
A『…疲れた……』
ヘルシャフト｢寝てな。てか、今日はちゃんとベッドで寝かせるからね！｣
どこで寝てんの！？
アヴィド｢仮眠用のハンモックで寝てるからちゃんと寝れないんだよ。｣
A『うるさい。』
カルエゴ｢忘れ物だ。｣
黒いバック？
A『…あ、ダディー。ダディーが買ってくれた本、今度カルエゴに燃やされちゃう。』
ヘルシャフト｢……は？｣
カルエゴ先生が凄く慌ててる……
カルエゴ｢それはッ厳正なる試合にする為に必要な……｣
ヘルシャフト｢へぇぇ、ボクの娘に脅しなんてデカくなったねェ、カルエゴ。｣
カルエゴ｢だから違…｣
ヘルシャフト｢嫌いになった？｣
Aにキラキラしながら聞いてる…
A『ううん。』
首を横に振る。
ヘルシャフト｢なんで！？｣
A『うるさい。』
ヘルシャフト｢はぁ、おやすみ。｣
起きてたのが嘘みたく寝た。
ヘルシャフト｢早く諦めさせてあげなよ〜。｣
カルエゴ｢断ってはいます。｣
そう言えばAが言ってたような…
A【断る。の一点張りだ。】
アヴィド｢とと、早く帰ろうよ。｣
帰っちゃった……
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刹那(プロフ) - カルエゴ先生大好きなのでこの作品を見つけられて嬉しいです。更新頑張ってください！ (2020年6月10日 10時) (
レス) id: c8d90afbad (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月10日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
るに - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2020年5月3日 6時) (レス) id: d1e4377471 (このIDを非表示/違反報告)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - みゅーとさん» ありがとうございます！ (2020年4月27日 23時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - 面白いっすね、これからも更新がんばってくださいね (2020年4月27日 23時) (レス) id: c22a47d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2020年4月11日 19時
