15話 ページ16
sideA
数日間で懐かれた。
長かったな、回想。
そして、
カルエゴ｢処刑玉砕のルールを確認する。｣
叩き割った……
A『モノは有限、大切にしろよ。』
カルエゴ｢喧しい。｣
むう。
チームBか。
アヴィド｢えぇ…Aと違うの〜？｣
A『おかげで清々しい。』
アスモデウスと入間が別れたか。
アリス｢うぉい！なんだこの組み分けは！｣
カルエゴ｢厳正なる力の配分だ。｣
カルエゴらしい。
テキトーに参加して抜けるか…
球技は苦手だし。
カルエゴ｢いい加減に力を抜いたら本棚の本燃やすぞ。｣
！？！？
A『カルエゴの鬼！悪魔!!』
カルエゴ｢生まれた時から悪魔だ。｣
むぅぅ！
アヴィド｢ととに泣きつけばイイじゃん。｣
A『ダディーは今出張だろ。』
アヴィド｢Aが泣いたらすぐ飛んでくるよ。｣
来そうだが……
アヴィド｢じゃあオレのチームが勝ったら、1週間手作り弁当作ってね。｣
A『何故そうなる。』
アヴィド｢だってオレのチームが勝つならソッチは負けってことじゃん。敗者は勝者の言いなりになってもイイじゃん？｣
むぅぅ。
くるりと後ろを向いて
A『死ぬ気で勝つぞ、貴様ら。』
｢｢お、おー…｣｣
ジャズ(こえぇ〜。)
始まった。
リード｢誰最初投げる？｣
ゴエモン｢では拙者が…｣
カムイ｢ここは私が…！｣
うム。
入間はここ何日か特訓していたようだし、
元々回避が上手い。
サブノックは最初のじゃれ合いで強さは把握済み。
うちのチームに1人脱落した。
カムイ｢女子に触れたボール！｣
そんな血眼にならなくても…
カムイ｢お近付きにどうぞ。｣
おや。
A『でかした。』
カムイ｢これを機に私と｣
アヴィド｢そんな気張らなくて大丈夫だよ〜、A、球技めちゃくちゃ苦手だし。｣
ジャズ(取れねぇな…)
A『ブック。』
リード｢何出すの？｣
A『ただの縮小魔法で小さくしたモノを元に戻して出すだけだ。』
銀の指輪を親指以外の指に左右、はめる。
アヴィド｢ちょいちょい…｣
ジャズ｢アヴィド、あれなに？｣
アヴィド｢苦手だからって【アルカ】任せなのどうかと思うよ！先生もそう思うっしょ？｣
カルエゴ｢ルールに違反していない。｣
入間(スーツケース？)
A『
スーツケースから出てきたのは3mはある巨大な魔具人形。
黒衣のコートをなびかせて白い仮面は不気味に笑う。
A『反撃開始だ。』
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刹那(プロフ) - カルエゴ先生大好きなのでこの作品を見つけられて嬉しいです。更新頑張ってください！ (2020年6月10日 10時) (
レス) id: c8d90afbad (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月10日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
るに - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2020年5月3日 6時) (レス) id: d1e4377471 (このIDを非表示/違反報告)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - みゅーとさん» ありがとうございます！ (2020年4月27日 23時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - 面白いっすね、これからも更新がんばってくださいね (2020年4月27日 23時) (レス) id: c22a47d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2020年4月11日 19時
