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1話 ページ2

sideA

めんどくさい……

A『……?』

指輪がない。

念力で相手の心臓目掛けて潰す。

ジャズ「ぐ…」

蹲る男が1人。

A『…あった。』

クパポがくわえてきた。

A『……私のモノを盗むな。』

私は奪うけど。

はめ直す。


今日は使い魔を召喚だった…気がする。

カルエゴ「次!クルック・A!」

A『……もう既に使い魔居るけど……』

カルエゴ「位階分けする為だ。」

しょうがないか。

…黒いアホ毛なら見える……

A『……アホ毛が使い魔…?』

なにこれ。

カルエゴ「インプか。珍しいな。」

インプなんだ…これ。

カルエゴ(黒猫と深紅の狼…なかなかなモノだな。クルック家は代々使い魔を多く所持するからな…)

ノワールが肩に乗る。

A『……ブック。』

具現化された本を捲る。

A『首席のモノ…欲しいなぁ…』

でも、邪魔(入間)が居るなぁ……

あれ、特待生だっけ。

見た感じぱっとしないけど…

A『……もしかしたら強いのか?』

うーん…

アイツはとらなくて困らないかな。

ペラペラと本を見つめる。

ザワザワ…

アリス「感服致しました!!」

入間「何が!?」

ん?

「すげー!悪魔を召喚なんて前代未聞だー!」

わあお。

A『…へぇ…面白いかも。』

カルエゴ卿を召喚なんて。

確かに前代未聞。

A『……』

ちょっと警戒してても損はないか。

「お!これがあの悪名高い本か!!ちょっと触らせろ!」

……!

A『……粛清。』

指を鳴らし、大柄な男は跪く。

「頭を垂れた……」

A『……私のモノに触るな。さもなくば』

クパポを召喚させる。

「な!さっきの召喚ではインプなはず!」

A『誰が使い魔は1匹だけだと言った。』

涎を垂らして指示を待つ深紅の狼。

A『……2度目はないぞ。愚図共。』

本を閉じてしまう。


やれやれ。明日は教材を渡されるのか。

A『…面倒だな。』


新入生に色々やってあげた代わりに魔法もらった。

そしたら、

クルック・A=問題児クラス

A『は?』

とりあえず来てみた。

ヒュン

武器が飛んできた。

A『……ブック。』

全ての攻撃を無効にするマント。

「おー!これが噂の本かー!」

「配当するよー。」

ジャズ「あ!」

アイツは確か…

A『私のモノを奪うならば命を貰うまでだ。』


あの特待生は全て避けた。

回避は高いな……

興味はあるかもしれない。

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刹那(プロフ) - カルエゴ先生大好きなのでこの作品を見つけられて嬉しいです。更新頑張ってください! (2020年6月10日 10時) (レス) id: c8d90afbad (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月10日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
るに - 面白いです!これからも頑張ってください! (2020年5月3日 6時) (レス) id: d1e4377471 (このIDを非表示/違反報告)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - みゅーとさん» ありがとうございます! (2020年4月27日 23時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - 面白いっすね、これからも更新がんばってくださいね (2020年4月27日 23時) (レス) id: c22a47d948 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2020年4月11日 19時

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