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4.東堂 ページ4

少し落ち着いたか?


俺は温めたタオルを彼女の目元に当ててあげた。

「すみません。泣いてしまって。」

「いいや、何があったのか聞いていいか?」


そう聞くと、ダンマリを決め込む彼女。

「話せる時が来たらでいいから話してくれ。

今日は遅いしもう寝よう。」

そう言って俺は寝室に彼女を招き入れた。


「Aちゃん、一緒のベットでいいか?

ちなみに、何もしない保証はないが。」


「え??

あの。それは、、、」


「ん?ご想像通りのことを俺はしたいと思ってる。

まぁ、今更別々に寝ようとも思ってはないが。


ホントに嫌なら俺はリビングのソファでねるから、今言ってくれ。」


「わたし、端っこで迷惑にならないようにします。」



「ふっ、別に真ん中に寝てくれて構わないが。」

俺はそう言ってベットに入った。

「Aちゃんもおいで」

俺が呼ぶとゆっくりベットに足をかけて入ってきた。

そうして俺の横に寝転んだ。


「狭いですか?」

「そんなことない。そんな端にいないでこっちに来てくれ。」

逆をむく彼女を後ろから抱きしめて、自分に引き寄せた。



「あったかいな。」

「はい、あったかいです。」

彼女のうなじにキスを落とす。

ビクっと反応する彼女が可愛くて耳を甘噛みしてみれば

「んっ、、くすぐったいです。」そう言ってこちらの方を向いてくれた。


彼女のあたまのを挟むように膝をついてまたキスをすれば薄暗い部屋で自分たちしかいないこの部屋でキスの音だけが響き合った。

服の中に手を入れてお腹あたりを触れればサラサラの肌を感じられた。
気持ちいい、ずっと触っていたい。


そのまま胸に手を当てて膨らみに揉んでみれば甘く漏れる声。

突起をいじれば
「んっ。くすぐったいです。」

そう言っても抵抗はしてこない。


「可愛い。服脱がせてもいいか?」

頷き、彼女の服を脱がせた。

同時に自分も服を脱ぐ。

「恥ずかしいです。」

「俺もそれは一緒だよ。」


そうすると目に止まる左肩の後。
薄暗い部屋の中でもしっかり見えるその傷。

「これ、どうしたんだ?」
そう傷をなぞれば

「これは、なんでもないです。」
そうやって傷を隠す。

さっき彼氏からの電話の時、抑えていた場所。

「アイツにやられたのか?」

何も答えないけど間違いないみたいだ。

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作者名:只野いるか | 作成日時:2019年5月4日 16時

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