男女恋物語~arkt~ NO.2 (ページ5)

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50 勉学に励む私。ページ5

IHも終わり、やっときた自転車部の一週間のお休み。

ここでやらなきゃいけないのが大量にある宿題だ。

毎日、学校の図書館にこもり宿題に励んだ。

みんなも考えていることは同じで夏休みなのになぜか図書室には自転車部の人たちばかりで、図書室が閉まると、その後は仲良し5人でファミレスに移動して宿題をした。

夏休み残り3日にさしかかった時、私以外の四人は一日だけ実家に帰省してしまった。

なんで私が帰省しなかったかというと自転車部が忙しいといっていたので親は帰ってこないだろうと思ったらしく家族旅行に行っている最中らしい。

せめて声をかけてほしかったが仕方ない。

この日は一人で図書室に向かった。

行くとまだ誰もいなかった。

休みが終わりに近づくにつれて帰省するひとが増えるので今日は一人かも知れない。。。

そう思っていつも自分たちが使っている机に荷物を置いた。

新開「おはよーA」

「あ！！先輩おはようございます。」

荒北「ハヨー今日は一人なのォ？」

「みんな実家に帰りました。」

新開「なるほどな、おめさんは帰らないのか？」

「うちは実家帰っても親出かけてるみたいなので辞めました。
　おとなしく勉学に励みます！！」

新開「そうか。

　やっとAを独り占めできるな靖友！！」

　「え？」荒北「ハッ！？何言ってんだよ新開。」

そう言って先輩は図書室を出て行ってしまった。

新開「最近Aが一年同士仲良すぎて靖友のやつ機嫌悪くてな！！
　悪いんだけどアイツ連れ戻してきてくれるか？」

A「わかりました！！」

そう私は言って図書室を出た。