男女恋物語~arkt~ NO.2 (ページ34)

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79 責任と彼女。 -荒北side- ページ34

-荒北side-

昼休みおれの唯一の休憩時間、とっとと昼飯くって寝る。

静かになれる場所。

いつもの場所で、寝に入った。

少しすると唇にあったかくて湿った感触と、嗅ぎ慣れた匂いがスンと入ってきた

すぐわかる。Aチャンだ。

久々のこの感触、、、

すぐさま俺は離れたく無くて腕を掴んだ。

目を開くと、驚いて顔を真っ赤にしていた。

いつも通りからかうと一生懸命言い訳をしていた。

いつも俺からキスしてたから申し訳ないなと思ってするのを辞めた。

ほんとは何回もしたいと思った時はあった。だからスゲェ嬉しい。

ホント理性が効かなくなる。

「謝らなくていいから、もう少しさせて」

A「でも先輩！ここ学校だから」

「おめぇが先にしてきたんだろ。責任とれよ」

A「でも見られたら、、、」

俺は自分の着てるブレザーをすっぽりAチャンの上から被せて

「これで良いかァ」

と聞くと、前と同じように頷いてきた。

また俺はこいつについばむようなキスを落とした。

ブレザーのせいでリップ音がダイレクトに聴こえて凄く興奮した。

俺はこいつの背中に腕を回すビックリしたのか体がビクンと反応していた。

そのあとおれのワイシャツをぎゅっと握っていた。

その反応が可愛くてもっときつくこいつを抱きしめた。

唇を離すと、目を潤ませてこっちを見ていた。

「そんな顔でこっち見んな。止まらなくなる」

A「そんな顔って！！！先輩がこんなことするから」

「こんなことって？」

A「先輩のバカ！！！」

「お前その顔で出てくるなよ。少し冷やしてから教室戻れよ。じゃぁあとでな！」

A「もう、、、じゃあまた部活で」

そう言ってブレザーをこいつに被せたまま俺は教室にもどった。

あいつのあの顔他の男にマジ見せらんねぇな。

ほんと俺はどうかしてる。