男女恋物語~arkt~ NO.2 (ページ27)

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72 告白されるアイツ。 -荒北side- ページ27

-荒北side-
文化祭に参加するのがめんどくせぇから裏庭でサボっていた。

そうするとAチャンと男が話す声が聞こえた。男の声は俺が知る奴ではなさそうだ。

Aチャンが告白されてる。

部活中のあいつしか知れねェけど、もてんだな。断ったみたいだけど

ちょっとほっとした気がする。

クラスメイトの男は戻っていった。Aチャンは、まだそこにいたから声をかけてみた。

荒北「ヨォ！モテこチャン」

A「わぁ！先輩！！聞いてたんですか！！！！」

荒北「聴きたくて聞いたわけじゃネェよ。俺がそこにいたらお前らが来たんだよ」

A「そうでしたか。」

荒北「浮かない顔してんな」

A「なんか、恋愛って難しいなとおもって。

付き合うってなんですかね。

やっくんは好きだけど、、、、友達として？

じゃぁもし恋愛感情が入った時はどういう好きなんでしょうね？」

やっくんってさっきのやつかァ。。

振ったこと後悔してのかなぁ。。

荒北「そうだなぁ。
その相手のことが頭から離れなかったり、声が聞きたいとか会いテェとかそういう風に思い始めたら恋愛の入り口な気がするけどなぁ。」

「先輩！恋愛マスターですね！」
先輩がこんな真面目に答えてくれるなんて思わなかった。ちょっと失礼？？笑。頭から離れない、、、かぁ。やっぱりやっくんは違う気がする。

荒北「ウッセ！！まじめに答えてやったのに」

「すみません。ありがとうございます！」

荒北「告白してきたやつはこの後もお前と友達関係望んでるみたいだったしお前は気を使う必要ねぇとおもうけどな。ふつうに接してやれよ。」

「ありがとうございます！今先輩と話せてよかった！！じゃぁ私教室戻りますね！！

先輩も早く戻ったほうがいいですよ！」

そう言い残しアイツは戻っていった。

俺は終わってる時間見計らって戻ろう。

またベンチに寝転んだ。