男女恋物語~arkt~ NO.2

48 秘密をしる私。 ページ3

先輩たちに言われたからだけど先輩がついてきてくれた。


行く道では先輩に事故にあってもらっては困ると先輩お守りするつもりで歩いていた。


先輩と話をするのが楽しくて車が来ていることに気が付かなくて先輩に腕をひかれて怒鳴られた。



凄く申し訳ないきもちで一杯で落ち込んだ。



でも先輩は、自分の頭をガシガシとかいてから

「ほらよ」

と手をひいてくれて歩き始めた。


その後、先輩は怒っていなくて優しかった。

先輩とこうやって話しているととても楽しい。

言葉遣い悪いくせに話してる内容は、悪口とかじゃない。

自転車の話とか福富先輩の話とか、こんな楽しそうに話す先輩なんか可愛い 笑

この雰囲気がすごく好きで、温かくて大きな手放したくないと思った。




宿舎に戻り買ってきたものを福富先輩の部屋に持って行った。

「Aです！！入ります。」

荒北「福チャン！大丈夫かァ」


とドアを開けて部屋に入った。



このとき私はノックを忘れていた。

先輩が出てくるのを待てばよかった。

もうこの状況を見てからじゃもう遅かった。








私たちが目にしたのは、瑛梨奈先輩が福富先輩を抱きしめている姿だった。


私は固まった。何も言えなくてドキドキが止まらなかった。

荒北「鍵しめとけ！！」


といって荷物を置いて私の首根っこを掴み部屋の外にでた。



「先輩・・・今のって・・・」


荒北「あーまァ秘密な。今見たこと」


「はい。あの・・・あの二人は、」



荒北「付き合ってないヨ」


「あの、、、今は？？」


荒北「うん。福チャン、新開、瑛梨奈チャンはみんな同じ中学の自転車部だったみたいなンだよね。で、中三のときに付き合い始めたみたいだけどなァ。うちの部活の部内恋愛禁止ってあれ。で別れちまったみたいなんだよね。この話を知ってるのは新開と東堂と俺だけだから」


「じゃあ好き合ってるのに・・・」


荒北「そう、みたいだなァ」

「そうだったんだ。」



そう二人の秘密の関係を知ってしまった。これはお墓までもっていこうと思う。

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