検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:40,840 hit

58 隣で寝るコイツ。 -荒北side- ページ13

-荒北side-

「スースー」

寝息が聞こえる。


コイツ男と二人きりでなんで、こんなに無防備なんだよ。

ベットの下を覗くと丸くなって眠る姿…


新開の部屋に行かせなくて本当に良かった。

少しの間コイツの顔を眺めていたら俺も眠くなってきてそのまま目を閉じた。







“バタンッ”

その音で目が覚めた。あー今春日チャンこの部屋にいるんだったな。


トイレでもいったか。

携帯を覗くとまだ4時回ったところ、もう少し寝よう。


そう目を閉じると



再びドアを閉じる音が聞こえた。その瞬間俺の隣にドスンと何かが落ちてきた。


横を見ると、春日チャンが倒れこんで来ていた。

違う、コイツ寝てる。。。寝ぼけてる。



「おい!!春日チャン!!おきろー」

声をかけてもなんの返事もない。








俺が下で寝るかァと思い起き上がると、何故かおれの服の裾を握るこいつ。


マジいつ握ったんだよ。



ったくよォ。



「一緒に寝ないんじゃなかったのかよ。」


そう耳元で言うと顔を俺の胸に押し付けてきた。


「おやすみ」


そう言っておれはコイツの頭に顔をうずめるとコイツの匂いが俺の鼻をかすめた。



この匂いがたまらなく俺は好きだ。ほっとする温かい気持ちになる。



腰に手を回してそのまま眠った。

59 温かい彼。→←57 同じ部屋の彼。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
設定タグ:弱虫ペダル , 荒北靖友
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

只野いるか(プロフ) - 明音さん» ありがとうございます!続きもあるのでお楽しみください(^^) (2019年2月17日 7時) (レス) id: c1e39ac6d2 (このIDを非表示/違反報告)
明音 - ウフフフフフフ (2019年2月16日 19時) (レス) id: ee877d8f53 (このIDを非表示/違反報告)
明音 - イヒヒヒヒヒヒ (2019年2月16日 19時) (レス) id: ee877d8f53 (このIDを非表示/違反報告)
明音 - アハハハハハハ (2019年2月16日 19時) (レス) id: ee877d8f53 (このIDを非表示/違反報告)
明音 - あたまかなやわさはら (2019年2月16日 19時) (レス) id: ee877d8f53 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:只野いるか | 作成日時:2018年3月22日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。