男女恋物語~arkt~ NO.2 (ページ1)

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46 買い出しの私。ページ1

ＩＨが近づくに連れて、メンバー以外もサポートに入るようになったので、部員たちとも仲良くなった。

特に一年部員で黒田雪成ユキまぁユキは同じクラスだからなんだけど、泉田塔一郎とうちゃん、葦木場拓斗たくちゃん、そして同じくマネになった麻衣と五人で行動することが増えた。

ＩＨ当日

ＩＨは、1日目箱学の圧勝が全てのリザルトを獲得して終わった。

宿舎に戻りジャージの洗濯などを行い、マネの先輩たちは選手の柔軟やマッサージなどに徹していた。レースでは怪我人が出なかったため、落ち着いた宿舎であった。

2日目事件が起きる。

ゴール手前の最終局面福富先輩が落車したという情報だった。

福富先輩は多少傷を負う形でゴールを迎えた。

宿舎に戻り、瑛梨奈先輩が福富先輩のケアについた。

私は洗濯など明日に備える準備をしていたが、福富先輩のの落車で思った以上に救急箱のものを使用していたため買い出しに行くことになった。

瑛梨奈「これ欲しいものメモにしたからよろしくね」

「はい。じゃあいってきます。」

瑛梨奈「外暗いから誰か一緒に行ってもらってね」

「わかりました。一年の誰かと行ってきます！！」

みんなのいる男子部屋に向かった。

覗くと誰もいない。

新開「A！！どうした？？」

と声の先をみると、新開先輩と荒北先輩、東堂先輩が歩いてきた。

「ちょっと買い出しを頼まれて、一年の誰かにに一緒に行ってもらおうかと！それで探しに来ました」

東堂「黒田達なら今風呂に行ったぞ」

「あ、もうそんな時間なんだ。」

うーんと悩んでいると

新開「靖友！！おめーさん行ってやれよ」

荒北「はァなんで俺なんだよ。」

新開「なんとなくだ」

「いや申し訳ないです。お風呂出てくるの待つので大丈夫ですよ」

東堂「荒北！！お前なぁ女の子ダゾ。寝るのが遅くなってしまうじゃないか！！」

荒北「だからァなんでおれなんだよ。」

新開「おめさん行かないなら俺が行くよ」と小さくバキュンポーズをした。

あーこの人はこうやって女子ファンを増やしているんだと冷静に思ってしまった。

荒北「行かないなんて言ってねェ

　ついて行ってやンよ。ほら行くぞ」

と荒北先輩はため息をつき歩き出した。

新開先輩と東堂先輩の方を見ると手で行った行ったというジェスチャーをされたので

二人にお辞儀をして先輩の後をついて行った。