エンデヴァーガチ勢な女の子の話【轟焦凍】 (ページ17)

今日:4 hit、昨日:20 hit、合計:422,675 hit

16 ヒーロー基礎学の時間ですページ17

16

時は過ぎて5時間目、ヒーロー基礎学の時間。

相澤先生が今日の授業について、話しています。

｢今日のヒーロー基礎学はグループ形式で、ヒーローと敵役に別れてもらう。今からチーム分けするぞ、早くクジを引け。｣

｢A何だった？｣

『Ｂだった！しかも適役だ…響香ちゃんは？』

｢ウチはＥだから違うな…。んで、ヒーロー役。｣

ブイッと、手でピースを作りながらそう教えてくれた。

『うっ、戦うことになってもお手柔らかに…！』

う〜ん、同じチームの人、誰だろう…？

爆豪くんとか、轟くんとか、やりにくい人とはやりたくないなぁ。

Ｂチームは、私と切島くんに……、

「おい舐めプ野郎、変な真似すんじゃねぇぞ！！」

「……このチーム、大丈夫か？」

｢何だとてめェ……、お前なんか居なくても、俺一人で十分だわクソがっ！｣

爆豪くんと、轟くん。

いや、フラグ回収早すぎでしょ…！！！

もしかして私、フラグ建築士1級でしたっけ？？？

……本当に大丈夫だろうか。

｢温水ー！よろしくな、あいつらはまぁ、ほっとこうぜ…。｣

『切島くんっ！うぅ、一緒に頑張ろう……！』

クラス一の良心、切島くんが一緒で本当に良かった…！！

・