エンデヴァーガチ勢な女の子の話【轟焦凍】 (ページ16)

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一週間ヒーローとしての仕事を学びながら、ホークスさんとエンデヴァーについて語り明かした。

ホークスさんは話し上手でもあれば聞き上手でもあって、会話が弾みすぎて事務所のサイドキックさんに怒られることもあった。

元々サイドキックとして働くことが夢だったので、事務所での仕事や、パトロール中の後処理などを主に体験させてもらい、非常に有意義な一週間を過せたなと思う。

『一週間ありがとうございました！ホークスさん、また語りましょうねっ！』

「は〜い、お兄さんになんでも話してね！連絡待ってるよ！！」

ホークスさんから連絡先を貰って、私の職場体験は無事に終了した。

今日は久しぶりの学校です。

｢Aちゃん久しぶり～！ホークス、かっこよかった？｣

三奈ちゃんが話しかけてきた。

『かっこよかったけど、それよりもめちゃめちゃ趣味が合って、推しについて語る仲になった！』

｢な、何それっ！あれ、Aちゃんの推しって誰だっけ…？｣

『うっ、それはまだ内緒で……。』

アンチの多いエンデヴァーが好きなんて、クラスにその息子がいるのに、中々話せるわけなか…！！！

ホークスさんの博多弁を真似しながら、心の中でそう叫んだ。

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