【妖怪ウォッチ×忍たま×ベイバ×コロイカ×その他諸々】異世界のチート少女と4つの世界のヤンデレ達version4.0 (ページ1)

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第百十七話「やっぱり半人前」(はたて) ページ1

～第三人格side～

前に見たことがある気がすると思ったら、あたしやっぱり前に一度だけここに来てたんだ。ここタソガレドキ城だ、うん。

そういえばシリーズ第一巻の第十九話から第二十一話の時に来てたわここ。確かその時は、土井先生が何者かに拉致られてたな。(ちなみに、その"何者か"は言うまでもなく尊奈門である)

ともかく、手枷に足枷、首輪も全部外した(ぶっ壊した)ことだし、あたしの荷物一式が詰まってるななめ掛けのバッグを探そう。念のため、透明化と無音化と無臭化と気配抹消をフル活用してから脱出しよう。

って、あぁそっか。ここ一応地下牢だものね。そりゃあ鉄格子ぐらいあるよね。むしろ無い方がおかしいぐらいだよね。まぁ鉄格子ごときなら簡単にねじ曲げて脱出できるから別にいいんだけどさ。

さて地下牢の隠し部屋から普通に脱出したはいいものの、なんか上から悲鳴的などう聞いてもヤバい音が聞こえる。ヤンデレ尊奈門が職場の同僚を殺してるとか、そういう物騒なことじゃなきゃいいけど。(他人事)

～チーム"メイガス"side～

タツマキ「はぁあぁああっ！」

※今、タツマキさんは敵のモブ忍者を超能力でまとめて絞めあげています※

ハリー「エクスペリアームス！ステューピファイ！」

※ちなみに"メイガス"は、第三人格を助けに行くチームの名前です※

霊夢「ねぇ土井先生、これもうほぼほぼ強行突破じゃない？」

土井先生「霊夢君、それは確かに私も思ったけど、そこをツッコんだら終わりだよ」

ハリー「完全に真っ正面から強行突破してますよ...何しろ裏口から入ったつもりが入った所が普通に正門で、敵に盛大に見つかって今に至るんですからね...」

霊夢「この駄作ヤンデレ物語を御愛読してくださってる読者の皆様に対するとってもわかりやすい状況説明をどうもありがとね」

タツマキ「盛大にメタネタね...」

土井先生「全く...このチームのメンバーが能力者ばっかりで本当に助かったよ...」

ハリー「それに加えて、彩羽が味方sideの人達全員に神の力を与えちゃってるから、もう百人力状態だよ...」

タツマキ「ってか、これホントに彩羽が何処にいるのかわかるの？」

ハリー「心配ないよ。こんなこともあろうかと一応この城全体の見取り図をコピーしてて、その全体見取り図を...ここに持ってきてるから」

霊夢「ハリー、あんたマジでナイス判断よ」