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入っていったのはクレープ屋さん



あまりにも意外な場所すぎて思わず声が漏れる



そ「そんな意外かよ。なに頼む?」



「いえ、結構です。あいにくお金を持ち合わせていないものでして。」



そ「俺の奢りだよ」



「滅相もありません。それに」



私の言葉を遮ってそらる様が話す



そ「いいから。あと堅いよ。もっと気楽にいこうよ」



「そんな、使用人如きの私があなた様のようなお方と馴れ馴れしくなどできません」



そ「うるせぇなぁ笑笑



 はあ、もうじゃあいいや。でもクレープは食べろよ」



「はい…」



不機嫌になってしまっただろうか。



でも仕方のないことだ。あまり深い関係にはなりたくない。



失ったときどうなるか知っているから______



しばらくして商品が運ばれてくる



わぁ、美味しそう、、、、



やっぱり、そらる様は頼んでいない。私だけが食べるのだ。



「いただきます、、、



 美味しい…!」



笑顔が溢れる



そ「可愛い」



と言ってそらる様はふっと大人の微笑みをこぼす



え?いま、え?



そ「…妹ができたみたいだから」



「あ、ああ左様でございますか。」



気まずいな、、、



食べ終わった後も少し気まずくなってしまい、無言のまま、それでも手は繋いだままで城に帰った

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作者名:ゆめたん | 作成日時:2021年9月7日 18時

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