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「ただいま戻りました」



部屋にいる志麻様に結果を報告した。



し「いやぁー、十分や!よくがんばったなぁ」



と、まるでわたしの兄であるかのように振る舞っている



いやぁ〜よしよし、とわたしを抱きしめ頭を撫でる



不意に志麻様は首筋らへんの匂いを嗅いだ



「っ、」



それがくすぐったくて肩が跳ねてしまう



し「うらさんと、なんかした?」



「い、いえ特に何も」



浦田様としたこととか本当に何もない



し「浦田さんの匂いする、Aはおれのや。誰にも触られんなやあほ」



耳元で響く低い声に体が反応する



志麻様の体が迫ってきて壁まで追い詰められる



ぎゅっと恋人繋ぎをされ、その手を壁に押し付けられ、そのままキスをされてしまう



よくわかんなくて、怖くて、涙が滲む



強引に口を開かされ、舌が入ってきたんだとおもう、変なのを感じた



顔が熱い、そして全く関係ない下半身まで熱く感じてしまう



なんで、なんでなんで…



随分長い時間に感じた。志麻様の手がわたしの手を離れると、わたしを支えていたものがなくなり、そのままぺたんと床に座り込んでしまった



しばらく足に力が入らなかった



_____________________
志麻side



あーもうまじでめちゃくちゃにしてやりたい



快楽に溺れてるAちゃんを眺めたい(変態)



そう思ってしまうほどに、さっきのキスは刺激的だった



慣れているはずなのに、何回もこなしてきたはずなのに、だ。



嫌がって涙目になってたのも、逆に相手を興奮させとるのに気づいていない。



指は細かったし、全く抵抗しなくてされるがまま



理解追いついてなかったんやろな、初めてなんかな



「っはぁぁぁ〜〜〜」



体内に溜まっていた息を全て吐き出した



また早く会う口実作らんとな

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作者名:ゆめたん | 作成日時:2021年9月7日 18時

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