「我が国の皇帝が、ご逝去された！！！！！」【AtR】【usss】 (ページ18)

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今日も志麻様はきた

そらる様の時の事を思い出す。だめだ、深く関わっては。

し「なぁなぁAちゃん、俺皇帝なって見せるからさ、手伝ってくれん？」

「申し訳ございません。お断りさせていただきます」

全く勉強してこなかった私に皇帝奪取の策略など練れるはずがない

し「心配せんでええんやで？俺が全部考えるから、んでそれを実行してくれればええから」

「あの、申し上げにくいのですが、あまり深く人と関わりたくなくて…」

し「王子の命令に逆らうんか？」

脅しのようなセリフを言われ言葉を濁すしかなくなる

でも、どうしても悲しい思いはしたくない

し「そらるさんのことまだ想ってるん？もういないのに？

　はよ俺にすればええやん」

告白のような言葉を言われ戸惑う

し「とにかく、作戦立てるから」

といい、私の意見などお構いなしにスタスタと私の手を引いていく

その姿がそらる様に似ていてまた私は少し、一人で悲しくなっていた

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し「んでー、まず誰を狙うかなんやけどー…」

坂田か浦田さんやな、とさっきからずっとそればかり言っている

なかなか決まらないらしい

し「んー決めた、坂田は可哀想やから浦田さんや！」

決まったことが嬉しいのか、パッと顔を輝かせる

浦田さんはかわいそうじゃないのかよ、と思わず心の中でツッコミを入れてしまう

し「んでー作戦なんやけどさ〜〜〜〜」

、

そして決行当日の日がやってきた