色んな曜日の恋もよう。(JUMPｘJUMP)曜日シリーズ(４)

＝コーラ・６＝ ページ38

「あ・・そーだ。」

って俺は言って・・

コクリとコーラを口に含んで＿＿＿＿



隣で・・グラスを両手に持って

コーラを飲もうとしている涼介に

グッと近付いて


「ん？大ちゃん・・どーしたの・・？」


って俺の顔を見つめた瞬間に

クチュッと唇を塞いだ＿＿＿＿。



「んっ＿＿＿。」



涼介の後頭部を持って

俺は形の良い唇の少し開いた隙間から

俺の口に含んだコーラを

トロトロ中へ流し込む。



「ん・・んっ・・んく・・ん」



涼介は、甘い吐息を漏らしながら

コクリ。コクリ。と喉を鳴らして

飲んで行く＿＿＿＿。



「んっ・・んんっ」



飲み終わった口の中に舌を滑らせて

俺も、涼介の舌とコーラを味わい

深く舌を絡め取る。



「んっ・・んやっ・・ん」



トロリとした涼介の指が震え

持っていたコーラのグラスを

パシャリと音をさせて

甘く上下に動く胸元に落とした＿＿＿＿＿。



「んっっやっ＿＿＿＿＿。」



クチュッと唇を離した涼介は

真っ赤な顔をして、トロリとした瞳で

ぷんぷんして

「もぅぅ〜〜。大ちゃんのばかぁっ。
　こ、コーラ零しちゃったでしょ。
　なにするのっ。もぅっ。」



「ふふ・・。俺とコーラのコラボったキス
　どーだった・・涼介？」


「ふ、ふざけてるでしょ。もー。
　制服のＹシャツ・・びしょびしょだよ〜。
　もぅ〜〜ベタベタ〜。」




俺は、“びしょびしょ”に、反応してしまう・・

美少年が・・びしょびしょ・・。


あ、ダジャレ言っちゃった。




と、いけねぇ。いけねぇ。

俺は涼介の顔を覗き込んで

「ごめん、ごめん。
　ほんと〜〜に、ごめんって。」


っと、ティッシュを取って

涼介を拭こうとすると・・。



「やだ・・。いーい。
　大ちゃん・・拭かなくっていいから。」


「なんで？？」


「いーのっ。恥ずかしいのっ。
　と、とにかく着替えてくるから・・
　大ちゃん、何かで暇つぶしててっ。」


そー言って、急いで涼介は部屋を出てった。




・・・俺は、「うぉぉぉぉ〜〜〜〜っっ！！」

って、小声で叫ぶ。



べらぼーに可愛いなぁ。

拭かれるの、恥ずかしいとか・・マジヤバいっ。



ＤＫだろーが、ＪＫだろーが、

どっちにしろ・・可愛いんだ＿＿＿。



「はぁ〜〜。」と、ため息をついて

少し床に零れていたコーラを

ティッシュで拭きながら・・



ぽわぁぁ〜〜〜んっと＿＿＿＿＿。




っと、いっけねぇ〜〜。

また、妄想するトコだったぜ。

「あー・・かわいー。」

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